このマジレスについて、使い方・マジレスする時の注意点をお話しましょう。
1.話の流れを把握しておく
レスポンスというだけあって、返事の方法はほとんどがネットワーク上でのやり取りになります。
実際に会っているのに「今からマジレスするので聞いてね」というような使い方はしません。
ただ、ネットワーク上でのやりとりは相手の顔が見えない分、相手が何を考えているのか、本当はどう思っているのかなどが非常に分かりにくいというデメリットがあります。
ですので、ネットワーク上でのやりとりについては、いつも以上に話しの流れを把握しておく、自分で理解しておく、意味がわからなければその都度尋ねるというように、聞き手にも工夫が必要なのです。
何も知らずにマジレスしても響かない
当然、いい加減な気持ちや、なんとなく来たメールやLINEを読んだだけで返事をすれば、相手の望むような返答にはなりません。
マジレスすべきであるような内容の文章は、たいていが長文です。
そして、何度も読めば相手の真剣さが伝わってくるでしょう。
相手の文章を読んで「これはふざけた気持ちでは返信できないな」と思ったら、レスポンスする前にもう一度じっくりと相手の文章を読みこむことをおススメします。
また、内容について自分が意見を述べるべきではない、全く関係ない、知らないというような場合は下手に返事をしない方が得策です。
「ごめんなさい。
よくわからないのでお返事できません」とすることこそ、マジレスです。
2.間違ってないことを言う
上記で述べたように、何も知らないのにマジレスするというのはとても危険ですし、場合によっては相手を傷つけます。
人が自分の話を真剣に聞いてくれないときほど悲しいことはありません。
ですので、もし自分が何も知らない、そのことについて詳しくない等思われるのでしたら、返事をしない方が無難なのです。
「申し訳ないけど、私はそのことについて詳しくない、情報が無いのでわからない。
あなたが真剣に話してくれているからこそ、いい加減な返事をしたくない」というように、しっかりと自分の意見を言いましょう。
嘘を言ったり、ごまかしたり、知りもしないで間違ったことを言うことだけは辞めましょう。
間違ったことを言ってしまうと指摘されるかも
もしあなたが、相手に対して適当にあしらおうとして返事をしてしまった場合、当然ですが相手に指摘されてしまいます。
相手は自分に対してマジレスを要求してきているわけですから、内容についてはあなたに話す前に、自分自身で十分にリサーチしているはずで、詳しいのです。
だから、あなたが間違ったことを言っていると、それが間違いかどうかはすぐにバレてしまいます。
つまり、あなたがその案件に対してマジレスしてくれようとしているか、適当に返事してその場を逃れようとしているのかは、相手にはわかってしまうのです。
一度信頼を失うと、二度とその信頼は取り戻せません。
今後相手の方は二度と真剣な話をしてくれなくなってしまうでしょう。
そんなの寂しいですよね。
知ったかぶりは本当に危険です。
気を付けて下さい。
3.ネタかどうかを見極める
マジレスの対義語としてネタレスというのを挙げました。
このことからもわかるように、相手の話をまずは「マジ」なのか「ネタ」なのかを判断することが必要になってきます。
相手の話題がマジな話なのか、ネタなのかを理解した上で、返事として「マジレス」するのか「ネタレス」するのか決めると言う順番になります。
さて、相手の話がネタかどうかは一体どうやって見極めるのでしょうか?
一番わかりやすいのは、「ちょっと相談に乗ってほしい」とか「あなたの意見を聞きたい」というように、真剣な返事を期待する内容、例えば恋愛の相談とか仕事の話などです。
この場合、話の内容がネタであるかどうかは比較的わかりやすいと思います。
しかし、わかりにくいのが、いわゆる「自虐話」です。
自虐話とは、文字通り自分のことをおとしめることでギャグにしてしまうという話です。