これは、いくら親しい間柄であっても時と場を考えて礼儀を持って接さなければならないという、コミュニケーションを行う上での教訓のような言葉ですが、マジレスにも同じことが言えます。
まずは、相手を尊重することが大事です。
相手を小馬鹿にしたり、見下したりすると相手はすぐにわかります。
ご自身のケースに置き換えてみてください。
「あ、いまこの人私を見下したな」というのはすぐわかりませんか?自分がされて嫌なことは相手にもやってはいけません。
尊重することで伝わりやすくなるかも
相手を尊重することで、同じマジレスでもずいぶん伝わりやすくなるのは明らかです。
ただし、尊重であってお世辞を言えといっているのではありません。
お世辞はどちらかというと「こう言っておけば相手は機嫌が良いので面倒にならないですむ」というように、人を見下す感覚が少なからず発生します。
相手のことを思いやって尊重しながら丁寧に誠実にマジレスすれば、それは絶対に相手に伝わります。
言葉が上手・下手の問題ではありません。
あなたが相手に対して尊重するという姿勢や気持ちが大切なのです。
7.言い合いにならないようにする
マジレスというのはこちらも本気ですので、しばしば言い合いになることが起こります。
それも真剣さゆえのことなのですが、なにせネットワーク上でのやり取りは相手の顔が見えません。
ですので、ちょっとした言い方でも何だか偉そうに言われている感じがするとか、怒っている感じがするというような印象がある場合があります。
相手の方とちょっと言い合いになってしまったなと感じたら、一旦返信の手をとめて、深呼吸してみましょう。
頭を冷やすのも大切ですし、レスポンスの時間があくことでお互いに冷静になることができます。
その休憩中に相手も、自分のことを思いやってのことなんだなと気づくことができます。
マジレスしても言い返されたりもする
あなたが相手にマジレスしても、言い返される場合があります。
そのようなときは決して腹を立ててはいけません。
相手が言い返す、あなたの送ったマジレスに対して腹を立ててしまう場合はだいたいそれが図星だからです。
人は自分が相談したにもかかわらず、的を得た答えを言われると、何故だか不思議に腹がたってしまうものです。
でも、あなたがもし自分の送ったマジレスに対して間違いない、相手のためを思っての意見であると自信を持っているのなら、謝る必要はありません。
でも、言い合いになることも避けた方が良いので、このような場合はじっと我慢して、少し時間を置くようにしましょう。
言い返した本人は気まずくて、なかなか謝り辛いですし、気持ちが高ぶっている間はマジレスしてくれた人に対して嫌な思いを抱いているかもしれませんが、時間が経つにつれてきっとあなたの真意をわかってくれるようになるでしょう。
8.自分の意見が正しいとは限らない
ここで注意しなければならないのが、あなたの意見が絶対に正しいとは限らないということです。
物事には、さまざまな見解があります。
特に恋愛や人生など形が見えないものについては、10人いれば10通りの意見があるということを知っておかなくてはなりません。
一番やってはいけないのが、他人への押し付けです。
「私が言うことは全て正しい」というようなスタンスで会話をすると、とても横柄に感じられますし、自分が100%正しいなんてありえないからです。
ですので、マジレスする際も、「あくまで私の見解である」ということを文章に付け加えておくといいでしょう。
相手には自分の言った通りにしてもらうのではなく、参考にしてもらう程度にとどめておきます。
なにごとも最後に決めるのは自分自身なのですから。
人それぞれの価値観があることを知っておく
人には人それぞれの価値観というものがあります。
これは育ってきた環境や過ごしてきた年数、環境でもずいぶん違ってきます。
自分の常識は他人の非常識という言葉があります。