そのときの発車前の汽笛によって、身体全体がゆさぶられるような感覚になりました。
その瞬間になんだか懐かしい気持ち、そしてその汽笛の音と震えに感動したものです。
感動しながら友人の一緒に涙を流し、そのまま発車するSLを見送りました。
また、現代では人と人とのコミュニケーションが過疎化しているといわれています。
しかし、そのように見送る時には全く見ず知らずの人と互いに手を振り合うことが出来るのです。
その見えない”心”のコミュニケーションにも、感動できること間違いなし。
ぜひ、汽笛を体感してみてください。
7. シャッター商店街を歩く
昔は、シャッターのある商店街で買い物をした経験がある方もいるのではないでしょうか。
お魚屋さんがあって、お肉屋さんがあって…。
しかし、現代ではスーパーマーケットやコンビニにて、全てを手に入れることが出来てしまいますね。
そのため、競争に負けてしまうために閉店してしまうシャッター商店街が相次いでいます。
そのシャッター商店街でもまだ現役で営業している地域もあるんです。
そこにぜひ行って見ましょう。
そして、何も考えずに歩いてみましょう。
そうすると、昔の記憶―幼い頃、親にひかれて歩いていたあの街―を思い出すことが出来るはずです。
また、今では営業していないシャッター商店街を歩くだけでも、懐かしい気持ちに浸れるかもしれません。
8. お祭で型抜きをする
お祭りは、場所によってはその雰囲気だけでもノスタルジックを感じることが出来ますよね。
しかし、さらにノスタルジックを感じるには、型抜きをすることをオススメします。
そんな型抜き…カタヌキをあなたは知っていますか?現在のお祭りの屋台ではあまり見ることがなくなりましたが、昔は屋台では必ず登場し、底だけではなく運動会の競技にも使われていました。
カタヌキとは、デン粉やお砂糖、そしてゼラチンなどによって作られたお菓子です。
そこには、何かしらの模様が描かれており、その模様通りにきれいにカタヌキをすることができれば、何かの景品をもらうことができる遊びでした。
簡単そうに思えるかもしれないですが、きれいにカタヌキするには力の入れ具合なども考えなければならず、失敗した経験を覚えている方もいるのではないでしょうか?
現在のお祭りでは、あまり目にすることがなくなってしまいましたね。
そんなときは、スーパーのお菓子売り場や昔ながらの駄菓子屋に市を運んでみましょう。
とても小さいので見つけられないときは、お店の人にきいてみましょう。
それを遊ぶことによって幼い頃の思い出がよみがえり、ノスタルジックな気持ちに浸れることでしょう
9. 線香花火をする
あの小さな線香花火をしていると、他の手持ち花火に比べるとなんだか哀愁漂うためにさまざまな世代の人に人気ですよね。
火をつけてから小さく小さく燃え上がり、でもその小さな花火は必死に発光しています。
その姿に、「もう落ちてしまうのか」「まだ落ちないのか」なんてハラハラドキドキしてしまいますよね。
その気持ちこそがノスタルジックな気持ちを呼び起こしてくれるのです。
また、ポトッと落ちてしまった時に少し悲しい気持ちになるかもしれません。
それもノスタルジックな気持ちを増徴させてくれるのかもしれないですね。
夏の思い出に一本だけでもいかがでしょうか?
10. 風鈴の音
風鈴の音は、夏や秋の風物詩といってもいいですよね。