結婚する気がない、結婚は束縛されるようで嫌、恋愛だけで十分、独身貴族のまま一生を終えたい、と考えている男性も一定数存在します。
「今の彼女に不満はないけれど、もっと理想的な女性に巡り会えるかもしれない」と考えて結婚には踏み切らないという人もいるかもしれません。
結婚するのは男女全体の三分の一とも言われます。
さて、男性が結婚に尻込みするのはどんな理由があるのでしょうか。
1.性格や価値観が合っているかを見極めているから
本当にこの人で大丈夫なのだろうかと考えているパターンです。
一生を共にすると考えると、今は付き合っていて楽しいけれどこの先もずっとこの人と一緒に生きていけるのだろうかと思うと、自分の中でゴーサインが出ないという感じですね。
女性側からするとちょっと腹立たしいですが、けして彼女に愛情が無いわけではないようです。
2.女性に対して一生愛情を持てるか悩んでいるから
男性の中には、「結婚は人生の墓場」なんて言う人もいますよね。
恋愛をしているときは刹那的な楽しみだけで良くても、結婚するとなるとそうはいきません。
楽しいところだけのいいとこ取りではなく、現実的な問題にも向き合っていかなくてはなりません。
男性は女性に比べてロマンチストで夢見がちな人も多いので、ロマンチックではない現実問題に直面した時にすっと引いてしまうことがあります。
今は大好きだと思っている彼女に対しても、結婚して妻になり、子供ができて母になり、年老いたときにもずっと今と変わらない愛情を保てるのか、自信がないという人もいるようです。
3.まだ経済的に養える自信がないから
今はお給料も上がりにくい時代です。
お仕事によっては月収もあまり高くはなく、自分ひとりならいざ知らず、奥さんを養える余裕があるお給料をもらっている人はあまり多くはありません。
年齢が若いとなおのことですよね。
女性が仕事をしていて、結婚してからも仕事を続けることも珍しくはなく、男性の収入のみで賄うケースも少ないとは言え、結婚を考えるとある程度まとまったお金が必要になってきます。
結婚式の費用はもちろん、二人で住む新居、そのための家具、車を新しく買うというケースもあるでしょう。
カップルによっては結婚式は挙げないし婚約指輪もいらない、片方が住んでいた部屋に一緒に住む、という形で出費を少なく済ませることもあるでしょう。
新婚旅行には行かないというカップルもいるでしょうね。
ただそれでも、今後のことを考えると経済状況が気になり、二の足を踏んでしまうということがあるようです。
結婚するにしても晩婚化が進んでいる理由のひとつに、経済状態が安定するまで結婚は控えようという理由もあるのだとか。
非正規雇用も珍しくなくなってきたので、なかなか難しい問題です。
子供も欲しいと考えているなら、尚の事経済状態は重要になってきますよね。
男性が結婚を決意するタイミング
そんな男性サイドが「結婚をしよう」と思い立つのは、一体どんなタイミングなのでしょうか。
恋愛熱が高まったとき
「彼女のことが好き、この人しか考えられない。」と思えたときには、自然と結婚に踏み切れるようです。
上にあげたような不安や迷いが無い状態、または吹っ切れた状況になると、結婚しようと考えるようです。
ちなみに男性は、女性と出会ってすぐの頃が一番恋愛熱が高いときなのだそうで、そのせいで付き合う期間もないスピード婚というケースも出てくるのです。
長期間付き合っていた彼女を捨ててすぐ新しい恋人と結婚してしまうパターンというのも、こうした男性の恋愛熱の高まり方に理由があるんですね。
仕事の方向性が定まったとき
仕事が落ち着かない、仕事のことで頭がいっぱい、という状況だと、なかなか結婚に踏み切れない男性が多いようですね。
だからこそ、仕事の方向性がある程度定まると、それが機会になり結婚をしようと決意するようです。
海外赴任が終わった、昇進して落ち着いた、本社に栄転した、などのタイミングで、そろそろプライベートのことも考えたい、きちんとしたいと考え始めます。
子どもができたとき
昔は結婚する前に子供が出来ることに対してはネガティブなイメージがつきまとい、『デキ婚』というやや蔑みの意図が込められた呼び方もありました。
ですが最近ではデキ婚も『授かり婚』というネーミングで呼ばれるようになり、さほどネガティブイメージはなくなってきたようです。