確かに結婚式を挙げようとすると、式場やドレスや引き出物など決めなければならないこと、行かなければいけない場所がたくさんあるので、外で待ち合わせてデートの時間を使って打合せをするよりも、一緒に住んでいた方がスムーズです。
新居探しもして、挙式したら籍を入れてお引っ越し、というのも美しいかもしれませんね。
お金の管理
お金をどのように管理するかも、大切な問題です。
後から揉めてしまわないように、どちらが管理するのか。
どのように管理するのか。
お小遣いはいくらにするのか。
月々の貯金目標額はいくらか。
などをきちんと話し合って決めてから同棲に臨みましょう。
最近はスマートフォン用のアプリで、レシートの写真を撮影するだけでお小遣い帳が記録できるタイプのものが複数出ています。
こうしたアプリをふたりで共有するのも、お互いの出費や家計の状況が簡単に把握できるので便利ですよ。
家事の分担
お互いが仕事をしているならより一層大切になってくる家事の分担。
同棲期間中にきちんと分担ができるようになっていれば、結婚して、ゆくゆくは子供が生まれたときでも負担が少なくなります。
逆に言うと、ここでたとえば女性側が「できる奥さん」を目指して頑張りすぎ、全部自分がする、完璧にする、とやってしまうと、無理が溜まってしまいます。
仕事を始めた、忙しくなった、子供が出来た、というときに改めて家事の分担をすることになると、男性側から「今までうまくいっていたのにどうして急に」「なんでこんなに急にたくさんおれがやらなくちゃならないの?」と不満がでてきてしまう可能性が大なので要注意。
日替わりの当番制にするも良し、お料理は好きだから私が、洗濯はおれ干すのが好きだからおれが、というように、得意不得意で分けるのも良いでしょう。
あまりきっちり分けすぎてしまうと、「相手の分担だからやらなくていいや」「あの人の分担分なのにやってない!」とストレスが溜まってしまうので、ふたりの生活スタイルに合わせて柔軟な分担方法を考えましょう。
分担が難しいようなら、まずはふたりで一緒にやるという習慣をつけるのも良いですよ。
ご飯を作ろう、と思い立ったら、ふたりでキッチンに立ってその場で「私は野菜切るね」「じゃあおれは使ったボウルを洗うよ」と分担するとスムーズに行きます。
今の時代、家事は女性の仕事、という時代ではありませんし、女性が仕事をしている人なら尚更、女性だけが家事をするようにしていると無理が出てきてしまいます。
分担する癖をつけていきましょう。
もちろん、女性が働いて男性が専業主夫をする、というケースも良いでしょう。