「○○に言及する」などと、NEWS報道や、レポート発表などで使われることがありますよね。
「言及」って言葉、その他に使ったことありますか?
意外とないかもしれません。
ちょっと難しい言葉だけど、使いこなせればあなたの話し方はもっと威厳があって、もっとかっこよくなるかも!?
それで、今回は「言及」という言葉をピックアップして、その正確な意味、そして正しい使い方などを調べていきたいと思います。
「言及」の正しい使い方をマスターしよう
みなさんは、「言及」って言葉の意味を知っていますか?
聞くことがあるけど、じつは意味が良くわからない、雰囲気だけで理解しているという人もけっこういるのではないでしょうか?
「言及」ってちょっと難しい言葉ですよね。
でも、たまにニュース報道や、何かの講演会や、発表会やスピーチなどで聞くことがありますよね。
政治家たちがよく国会答弁などでも使っているかもしれません。
「言及」を正しく使いこなせたらカッコいいし、言葉の幅が広がります。
でも、間違って使っていたらかなり恥ずかしいかも・・・。
もしかしたら、あなたも実は使い方を間違っているのかもしれません!
ということで、「言及」の正しい意味を確認し、正しい使い方をマスターしていきましょう!
意味
まず、意味を調べてみましょう♪
漢字だけを見てみると、「言う」「及ぶ」という二つの漢字がくっついています。
つまり、「何かを言い及ぶ」というようなニュアンスが感じ取れますけど、「言い及ぶ」ってこと自体、ちょっと難しいと思いませんか?
はっきり意味が分かりませんね。
そこで、辞書などで調べてみると、やはり「言い及ぶこと」という説明がありました。
そして、「話しがある事柄にまで及ぶこと、またはふれること」という説明もあります。
もっと、簡単に言うと、「ある事柄についてコメントすること」という意味だそうです。
使い方
それで、「言及」という言葉は、何かある事柄について話が及んだ時や、ある事柄についてのコメントを言った時などに使われる言葉のようです。
つまり、「言及する」とは、内容はどんなものであれ、ある事柄についてまで話が及べば使える言葉なのです。
しかし、一般的には何かの意見を残したという時に、「○○について言及する」という言い方をすることが多いようですね。
内容にふれるときには、意見を言っている場合が多いので、間違ってはいませんけど、必ずしも意見でなくても何かしら、その事柄について話しが及べば、「言及した」ということになります。
例1
使い方の例を見てみましょう。
例えば、良く使われるのが、ある政治家が総理大臣の今度の進退について意見を述べ田としましょう。
その時には、「総理の進退問題に言及する」などと、「言及する」という言い方が使われています。
つまり、「総理大臣の進退問題についてコメントした」という意味になります。
この場合は、「コメントする」ということとほぼ同じ意味として捉えればいいわけですね。
例2
別の例として、先ほどの流れで行けば、政治家が総理の進退問題について自分の意見を述べているとしましょう。
進退問題が出ているということは、何らかの問題が起きていて責任を問われている、というケースが多いので、そのような背景で考えてみることにします。
そのときに、今現在の問題だけでなく、過去の総理の行動や言動についても引っ張り出して、話すととします。
その場合、その政治家があえて、「過去の事例について言及する」などと、いうことができます。