憎くて憎くて仕方ない…というときはありませんか?
そのような憎しみの感情を「憎悪」という言葉で表すことがあります。
一度憎しみの感情が芽生えると、抑えるのはなかなか難しいですよね。
しかし、多くの人がどうにか抑えたいと思っているはずです。
そこで今回は、憎悪とはどういう意味なのか、そして憎しみを抑える方法などをご紹介していきます。
この記事を参考に解消方法を見つけていきましょう。
憎悪を抑えるための10個の方法
愛情とか、友情とか人生の中でそのような温かい感情や人間関係があるととても幸せになれそうですね。
しかし、現実はそんなにうまくいくわけでもなく、逆に憎悪という感情で心がいっぱいになって、毎日が苦しい、辛いということもあります。
では、もしあなたが憎悪と戦っているのであれば、どうしたらその気持ちを抑えて、自分がもうちょっと幸せになれるのでしょうか?
1.この感情を持っているデメリットを考える
まず、憎悪という感情を持つ自分を責めるのはやめましょう。
きっと、その感情で心が満たされる正当な理由があって、それをうまく処理することが難しく、あなたは被害者なのかもしれません。
でも、だからと言ってその憎悪の感情を持ち続けていても、あなたにはメリットなどないかもしれません。
逆に、憎悪によって自分をもっと傷つけていることがあります。
実際に、悪感情を持ち続けていると、その人自身が生活がもっとみじめになったり、楽しくなくなったり、ストレスからくる病気になったりして、自分の方が損をしていることもあります。
憎悪の感情がある時間は勿体無い!
憎悪に満たされている人の場合、考えている内容はかなり消極的、あるいは攻撃的なことでしょう。
相手に言われたこと、されたことなど、自分が傷ついた原因についてもずっと忘れられなくて、ことあるごとにそのことで腹立たしく思って、そのたびに傷ついた心がうずいていることでしょう。
そして、憎しみから相手の不幸を願っているのです。
そんな状態がずっと続いているなら、精神的にも感情的にも身体的にも疲れ切ってしまうかもしれません。
こちらがどんなに強い憎悪の気持ちがあっても、実際には現実は何も変えられなかったり、相手には何の害もなかったり、というか相手は全然あなたのその苦しい気持ちなんて理解していないし、しようともしていないかもしれません。
そうなると、やっぱり損をしているのはあなた自身です。
それで、憎悪の感情で苦しんだり、憎しみで辛い時期を過ごしている時間は、あなたの貴重な楽しい時間や幸せな時間を奪っているかもしれません。
相手の行動を大目に見たり、忘れたりすることはできなくても、そのことでさらに自分の幸せを奪われてしまうのは、とてももったいないのではないでしょうか?
もうこれ以上、相手に自分の生活や感情をコントロールされるのは嫌ですよね!?
だから、憎悪の気持ちを持っていても自分にとってのメリットなんてないどころか、逆にデメリットの方が多いことを覚えておきましょう。
自分のために、その出来事に振り回される人生なんかもうやめて、新しくスタートする気持ちを持つといいでしょう。
2.考え方を変える
考え方を変えることで、気持ちを抑えることができるかもしれません。
人は、考え方次第で、同じ出来事をプラスにすることも、ずっとマイナスのままにしておくこともできます。
起きたことや、相手の言動・行動などは変えることはできませんし、相手を変えることも難しいでしょう。
憎悪を抱いている人は、相手に変化や謝罪などを求めている場合が多いです。
でも、相手をコントロールして、相手を変えることがそんなに簡単でもないし、自分の思い通りになんかいかないものです。
そうすると、もっともっと憎しみや苛立ちが増し加わります。
でも、自分も考え方は自分で変えられます。
例えば、どうしても許せない裏切り行為を受け、ずっと相手に何とか報復してやりたいと思えるほど憎しみを感じているかもしれません。