趣味を持っている人は、それに没頭することによって、ストレスを発散させていることもあります。
趣味はいろいろあります。
家でできることもあれば、外で行うこと、体を動かすこと、頭だけ使ったり、集中して行うこと、いろいろですね。
でも、自分が夢中になれるような趣味を見つけることで、憎悪でいっぱいの頭と心にちょっと「楽しい」を入れることができるかもしれません。
最初はほぼ100%「憎悪」が占領していたとしても、趣味を楽しむことでポジティブな感情が少しづつでも増えて行けば、心がラクになってくるかもしれませんね。
憎いことを考えない
そのように、趣味に没頭することで、憎いことを考えるパーセンテージが少なくなるのはいいことです。
自分ではどうしても頭と心の中にある憎しみを取り除けなくても、別に集中できる何かをすることで頭を切り替えられることがありますよ。
6.思いを書き殴る
誰かに言いたくても言えない、という時もありますよね。
そんなときには、気持ちや思いを書くことによって、心をスッキリさせることができるかもしれません。
消極的な感情は自分の心にしまっておくとモクモクと大きくなって自分を苦しめてしまうのですが、書くことによって外に出せることがあります。
外に出すことによって、心には余裕ができ、書くことが頭を整理できます。
頭の中でグルグルと考えていても、論理的に考えることはできなかったりしますが、書くことによって、物事をより冷静に、そして客観的にみる助けにもなるでしょう。
ノートに書き殴って捨てる
書く時には、何も考えず、ただただ思いを書き殴りましょう。
そのノートはもしかしたら、人が見たらかなり恐怖の内容になっているかもしれませんけど、あなたの素直な気持ちでしょう。
ノートに書いたら、それを捨てましょう。
自分の気持ち、思いが詰まったノートを捨てることで、自分の心と頭の中にあったマイナスの感情を捨てることになります。
その行為をすることで、気持ちを切り替え、リセットできるという人もいるので、一度試してみてもいいかもしれません。
7.深呼吸をする
怒りが込み上げてきたときに、深呼吸するように言われることありますよね?
高ぶった感情を落ち着かせるために行う深呼吸。
これには科学的根拠があるらしいです。
怒りというのは、人がコントロールするのが特に難しいと言われる感情ですけど、脳の辺緑系という部分が、感情をつかさどっているらしいです。
その感情を理性的に抑えてくれようとするのが、という大脳皮質部分だそうです。
辺緑系からの指示は、かなり伝達速度が早いそうですが、大脳皮質からの指示は伝達スピードが遅いそうです。
なんとこの二つの伝達速度には2秒もの差があるらしいです。
ということは、カッとなってすぐに手を出してしまったけど、我に返って「あ、ヤバイ」となっている人は、理性をつかさどっている大脳皮質からの指示がまだ届いていない時点で衝動的に行動してしまっているのでしょう。
それで、怒りがこみ上げてきたら深呼吸をすることによって、時間を稼ぎ、理性をつかさどる脳の部分からの指示を待つ、ということで落ち着いた考えをすることができるわけですね。
それだけで気持ちが落ち着く
難しい脳の仕組みはさておき、深呼吸すると脳に酸素がいき、気持ちも落ち着くというのは事実ですよね。
もし、気持ちが高ぶって、また憎いとか恨みの気持ちに心と頭が支配されそうになったなら、深呼吸していったん気持ちを落ち着かせてあげるといいでしょう。
8.現実を受け止める
憎悪を抱いている人は、どうにかしてやりたい、何とか報復したいと思っています。
つまり、現状を変えたいのです。
でも、先ほども述べた通り現実はそんなに簡単に変えられないし、まして憎悪から行動してしまったら、自分にもっと不利益が及ぶことだってあります。
人から不公正な扱いをされたり、傷つけられるのは当たり前で、よくあることです。
自分や愛する人がその犠牲になった時、対処するのは本当に難しいことですけど、それでも現実は現実。
人を変えることも、現実を変えることも、起きてしまったことを変えることもできません。