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憎くて憎くて仕方ない感情を解消する...(続き4)

それで、現実を受け止めることが必要です。

ずっと「どうして?」「なんで?」「そんなことありえない!」と思っていても、前には進めません。

現実は変わらない

いくら自分が悪感情を持ち続けたとしても、現実が変わることはほとんどありません。

となると、悪感情を持っていて苦しんでいる分だけ自分が損をしているだけなのです。

それで、受け入れる考え方をしてみましょう。

人生の中には、こうゆうこともある、ああゆう人間もいると受け入れるのです。

そして、自分の感情も受け入れましょう。

相手に悪感情を持つのは当たり前のこと。

でも、現実はこうなんだから憎しみを持ち続けてもしょうがない、と思えば、もっと楽しいこと、もっと自分にとって幸せなことに目を向けられるようになるかもしれませんね。

9.怒りを原動力に変える

怒りってマイナスの感情と言えますが、だからと言ってそれに一つもいいところがないわけでも、怒りの感情が全部間違っているわけでもありません。

怒りをぶつけたり、怒りを爆発させて感情のまま行動することによって、大きなトラブルが起きたり、怒りが憎しみになって心を病ませることもありますが、それだけでもありません。

うまくコントロールすれば、その怒りを原動力として、自分を向上させたりするための力にすることもできるのです。

例えば、よく自分を裏切った恋人への強い憎しみを乗り越え、それを自分をもっと人間的にもそして外面的にも磨く原動力にしている女性たちっていますよね。

アレも、怒りというマイナスの感情をうまく原動力に変えた結果ではないでしょうか?

でも、ずっと相手への憎しみを持ち続けていては完全にコントロールできていないことになるのですが、相手へ怒りを自分をもっと向上させるための動悸にかえ、相手のことをスッキリ吹っ切れている人もいます。

そうなるといいですよね。

やる気に変える

怒りという感情は、何かを変えてほしい、何かを動かしたいということの反応です。

では、何を変えたいのでしょうか?

物事はどう動いてほしいのでしょうか?

あなたは何を求めているのでしょうか??

相手や状況を変えることはできなくても、その目的に向かって自分の努力の方向性を見つけることはできるのではないでしょうか?

怒りをやる気に変換することができたら、ものすごい力が湧いてきて、通常よりも頑張れることもあるかもしれません。

10.最高の復習は自分が幸せになること

自分を不幸にしている人に、どうにか不幸になってほしいとか、思い知らせてやりたいと思っていても、相手に何かができるわけではない場合が多いでしょう。

そんな時は、相手への復讐は自分が思いっきり幸せに充実した毎日を過ごすことだ、ということを考えましょう。

相手に感情をコントロールされ暗くて辛い人生を送るのではなく、相手の言動や行動なんか別に自分の成長の糧にさせもらった、と言えるくらい相手を踏み台にして幸せになり見返してやりましょう!

憎悪とは

「憎悪」って聞くと、それを持っている人の深い闇を感じますよね。

人は、いろいろな感情を持ちます。

それは自分でコントロールするのがすごく難しいものもあります。

誰かを愛するとか、好きとか、楽しいとか喜びといったすごく積極的で、良い感情もあれば、悲しい、さみしい、辛い、憎いといった消極的で、人のダークゾーンを助長するような感情もあります。

もちろん、消極的な感情がすべて悪いわけでもないし、喜怒哀楽そのすべてを感じることが正常なことです。

消極的な感情の中でも、強い感情の一つが「憎悪」でしょう。

では、この憎悪という感情ですが、定義するとそもそもどんな意味なんでしょうか?

あるもの、人を激しく恨むこと

「憎悪する」というのは、あるものや人を激しく恨むこと、憎むことという意味です。

つまり、憎悪は物に対しても、何か物事にしたいしても、そして人に対しても持つ感情です。