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お局な人の10個の特徴

お局
『お局』というコトバは日本の歴史が抱える『男尊女卑』が起因となっていると考えることができます。

お局は、女性の立場が『人間』として扱われていない『男社会』の時代の中で、女性が生き抜くための手段の1つと言えます。

『お局』を語るとき、日本の歴史がもつ女性蔑視の時代背景も併せて考えていく必要があります。

ですから、『お局』を女性一個人のこととして観ていくことは片手落ちと言えます。

日本の歴史の中で、『人』として扱われなかった女性がどのように生き抜いてきたか、という『女性としての立場』も併せながら、『お局』の特徴を観ることで、今の時代もなお、女性の置かれている立場が『人ごと』ではないことに気づかされるはずです。

お局とは?

女性に向けられるコトバの1つである『お局』を考えるとき、今の日本の女性が置かれている立場について、海外の国と比較して観ることで『人ごと』ではないことに気づかされます。

世界情勢の改善に取り組む国際機関である世界経済フォーラムが毎年発表しているジェンダー・ギャップ指数(男女格差数値)では、2016年の日本のランキングは世界144カ国中、男女平等ランキングが111位でした。

2015年は101位だったので前の年よりも後退しています。

ジェンダー・ギャップ111位という数値は、日本の女性のおかれている立場が発展途上国並みである深刻さを表しています。

経済大国と言われてきた日本の中で、日常生活の様々な場面で女性の立場が顧みられずに経済が迷走してきたことを象徴した数値になっています。

今なお、日本の女性は『男尊女卑』の『渦』に翻弄された日々を過ごしているのです。

111位という数値に裏打ちされた、お局の存在は、『お局』として見られている女性一個人の問題ではない面をもっています。

『お局』の存在は、女性が築いてきたキャリアが正当に評価されない日本の社会を反映した職場の中で、女性が生き抜くための『苦肉の策』の1つの表れといえます。

お局とは、女性にとっての『苦し紛れ』の『生きざま』なのです。

日本の企業の多くが未だに、男を『村長』とする『村職場』の域を脱皮できていない現状の中で、女性が自らの存在を認めてもらうことを模索している姿が『お局』と言えます。

職場を仕切る古参の女性社員のこと

古参女子社員
職場の中で長く勤めキャリアを積んできた女性は、他の社員に比べて仕事の面で詳しく知っていることから『お局』と言われることがあります。

他の社員から見て、仕事の面で詳しく知っていることから、職場を仕切る古参として見られることになります。

職場の男性管理職は、女性社員も男性社員と対等に扱い、1つの部署の仕事を、ある程度の年数を経験したら他の部署に転勤させて幅広いキャリアアップにつなげる人材育成を考えていくことが必要です。

しかし、男性管理職の中には、女性社員の仕事ぶりを評価する際に、私情を挟みながら評価するため『自分のそばに置いておきたい』と考えるケースがあります。

このようなケースでは、女性自身が幅広いキャリアアップを身に付けるために他の部署への転勤を望んでも実現してもらえないことになります。

女性社員を他の部署へ転勤させずに、1つの職場で『飼い殺し』状態にするケースもあります。

こうして、女性社員は、職場を仕切る古参の女性、つまり『お局』となっていくのです。

『お局』は、女性自身が望んでなった『姿』ではないのです。

意地悪や口うるさいという意味を含む

1つの職場に長く居る女性社員は、周りの社員よりも仕事の面で詳しく知っていることがあります。

仕事の詳しいお局から見ると、他の社員の至らなさが目に付くことがあり、つい口に出して指摘することがあります。

指摘された社員にとって、忠告されたことを『口うるさい』として受けとめることがあります。

また、忠告された時の言い回しや言葉遣いが『意地悪』として受けとめることもあります。

1つの職場に長く居る女性社員であるお局は、周りの社員からは近寄り難い存在として見られる傾向があるため、日常の仕事の中で気軽に会話を交わすことも少ない存在になっていきます。

このため、仕事のやり方を指摘する忠告の言葉が、数少ない会話として目立つことになります。

周りの社員から見ると、忠告する女性社員の存在は、意地悪で口うるさい『お局』として映ってしまうのです。

嫌われている女性上司に使われる言葉

嫌われるお局上司
日本では少ないですが、様々な企業の中には、女性が上司として活躍している職場もあります。

『女性と男性は対等』という意識が浸透していない日本の社会の中で、女性の上司が温かく迎えられることは少ないと言えます。

多くの企業の男性社員から見ると、女性の上司は歓迎されないという風潮が根強くあります。

ですから、女性の上司が職場の中で嫌われる傾向があることは少なくありません。

女性の上司を嫌う男性社員が居る職場では、女性上司のことを、陰で批判するコトバを吐く男性社員も居ます。

嫌われている女性上司に向けられる言葉は様々で、陰湿な面を持っていることもあります。

ジェンダー・ギャップ111位という数値が意味するところは、日本の男性が抱いている女性観が世界の男性の平均的意識から大きく遅れていて、時代錯誤の面をもっていることを物語っています。

男性社員が放つ、嫌われている女性上司に向けられる言葉は、男性自身の意識の低さを象徴するコトバになります。

お局な人の10個の特徴

お局な人の特徴は、その人の人柄だけではなく、今まで歩んできた職場での経験や男性管理職からの正当な評価を受けてこなかった等により、色々な特徴があります。

また、女性一個人のことだけではなく、女性が歩んできた時代背景も大きく影響しています。

その時代時代の社会的変化を反映して、女性への観方にも様々な変化が起きてきたことも併せながら、お局な人の特徴を公平な視点に立って観ていく観察眼が求められています。

お局な人の特徴は、裏を返せば、『女性と男性は対等』という価値観が男性にどれだけ根付いていないかを露わにするバロメーターにもなります。

お局な人の特徴は、男の意識の奥に根強く潜んでいる女性蔑視という時代錯誤の感覚を暴き出すキッカケを創り出す『役割』をもっていると言えます。

お局な人の特徴と併せて、男のもつ女性への時代錯誤意識も冷静に観ていくことで、興味深い『目からウロコ』の気づきを発見できます。