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お局な人の10個の特徴(続き5)

正式名称は、『雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律』となっています。

このような法律が今なお必要とする日本の様々な職場の現実は、世界の常識から大きくかけ離れていることを象徴しています。

この法律の中では、働く女性が妊娠、出産した場合の措置も明記されていますが、多くの企業の実態は、妊娠、出産を契機に辞めざるを得ないケースが少なくありません。

働きたい女性が働けないのが実態といえます。

お局が、露骨な態度をとる職場は、女性社員の立場が正当に評価されていない現状を物語っていると言えます。

あなたの職場に、露骨な態度をとる、お局と言われる女性社員が居るなら、あなたの職場の実態は、『男女雇用機会均等法』で明記されている事柄とで大きな乖離があることを意味しています。

お局の存在は、女性一個人の問題ではなく、『男』社会の時代錯誤の価値観への警鐘として受け止めなければならないと言えます。

お気に入りと嫌いな人とへの接し方が違う

職場の中にあってキャリアを正当に評価されないお局にとっては、自分の存在を認めてくれる社員と自分の存在を認めてくれない社員とでは、接し方にも違いが出てきます。

お局が築いてきたキャリアを認めてくれない嫌いな社員と接するときは、『揚げ足』を取られないように警戒しながら、一言ひと言に神経を注ぎスキを見せないようにします。

しかし、お局のキャリアを認めてくれる、お気に入り社員と接するときは、心を許し安心して自分の考えを表現しますので、和らいだ雰囲気を醸し出します。

お局にとっては、『お気に入りと嫌いな人』という選別をすることを、好ましく思っていないのが本音と言えます。

日々の仕事の中で、お局自身にとって、社員によって接し方を変えることは、望んでいないことです。

お局にとっては、男性社員、女性社員に関わらず、男女対等に評価される職場になることを切に望んでいるだけなのです。

10.男好き

男が女好きであるように、男好きの女性も少なくありません。

男好きは、お局に限ったことではなく、多くの女性に当てはまることです。

お局が『男好き』と言われる理由の1つには、お局と言われる女性社員の中には未婚のケースもあるからです。

お局の中には、仕事の面でベテランであって、なおかつ、女性のキャリアを正当に評価する職場を切に望む意識を持った女性も居ます。

このような意識の高い女性は、旧い価値観に拘る男にとっては、結婚相手とすることを避ける傾向が強いです。

このため、お局と言われる女性の中に未婚の女性も居る状況になっているのです。

このような背景があるため、職場の中で、未婚のお局を『男好き』と思ってしまう偏見が蔓延することになるのです。

男性社員には良く思われたい

お局にとって、自身のキャリアを正当に評価してもらいたいという意識は強いと言えます。

多くの職場では、社員を評価する立場にあるのは『男』管理職です。

お局にとっては、『男』管理職に認められ正当に評価して欲しいという思いが強いため、周りの社員の目には『男性社員には良く思われたい』として映るのです。

うまく付き合うための5個の対処法

お局とうまく付き合うためには、職場の中で女性社員が男性社員と対等に評価されているか冷静に顧みる必要があります。

日本のジェンダー・ギャップ(男女平等ランキング)が世界144カ国中111位になっている数値を頭に置きながら、自分の職場の実態と『男女雇用機会均等法』で明記されている内容とを比較し、女性が不利な扱いを受けていないかを見る必要があります。

あなたが男性社員なら自身の価値観を改めて自己チェックすることが大切です。

男性社員の価値観が、男女雇用機会均等法の意味する『雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保』と同等なら、お局と言われている女性社員とも、うまく付き合うことができます。

しかし、あなたの女性に対する意識が男女雇用機会均等法の意味するところと掛け離れているなら、あなた自身の意識を見直すことが必要といえます。

1.自分の仕事に集中する

職場の先輩にあたるお局から、仕事上のリクエストがあったときでも、自分の仕掛かり中の仕事を優先する必要があります。

上司の指示による仕掛かり中の仕事を終わらせてから、お局からの仕事のリクエストに応じることで、仕事の優先に関わるトラブルを避けることができます。

お局にとって周りの社員の多くは後輩にあたります。

お局は後輩社員に仕事を覚えてもらいたい気持ちに駆られて、周りの後輩に仕事のリクエストを出すことがあります。

しかし、後輩にとっては仕事の指示は上司から受けているため、安易にお局からの仕事のリクエストを引き受けることはできません。

仕事の優先順位の混乱を招かないためにも、上司からの指示による、自分の仕事に集中することが大切です。

いちいち反応するのは無駄な時間