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リーダーの素質や気質がある人の特徴...(続き3)

そんな人についていきたいと思うでしょうか?

思いません!

知らないことも、間違いも、きちんと認めるようにしてください。

人の上に立つと、ミスすることや知らないことがあることが恥ずかしいような気持ちになりますが、それを認めずに虚勢を張っているほうが、恥ずかしいですからね。

3.褒める

自分の知識不足や間違いを認めることと同じくらい難しくて大切なのが、メンバーの努力や業績を認めることです。

そして、それを相手にきちんと伝えること。

メンバーの頑張りを認めてはいても、それを本人に伝えていないリーダーが多すぎると、私は思います。

口に出して伝えなければ、伝わらないことってたくさんありますよね。

目に見える結果として現れている場合は、比較的簡単で、『よくやった』って素直に言えるんです。

だって、結果を出し示しているんですもの。

でも、結果が出た努力より、結果の出なかった努力を認めて褒めることのほうが、実はリーダーには求められているんですよね。

結果を出して認められることなんて当然なんです。

でも、結果を出すことができなかったのに、その過程、自分の努力を認めてもらえることってほとんどないですよね。

そのほとんどない経験をさせることで、メンバーの気持ちを前向きにして、士気をを高めることができるのです。

『リーダーはちゃんと自分の努力を見ていてくれた。結果を出せなかったにも関わらず』

この気持ちを抱かせることで、この人の下でさらに頑張ろう、自分を認めてくれたリーダーのためにも結果を出そう、と再度頑張ることができるようになります。

何度も言っている『信頼』ですよね。

褒められると人は頑張ることができます。

認められるとさらに努力しようと思います。

リーダーは無理やりメンバーを引っ張っていけばいいわけではありません。

メンバーが、意欲的になるように導いてあげることが必要なのです。

そのためには、メンバーの努力を認め、口に出して褒める!

これが、リーダーに求められること。

そして、リーダー気質のある人は、他人を認め、褒めることに長けている人なのです。

4.指摘も的確でコンパクト

メンバーが間違った努力をしていたり、少し考え方がチームの目指しているものとずれている場合、それを指摘することもリーダーの役目ですよね。

この指摘が意外と難しいのです。

ただ『あなたは間違っているよ』というだけでは、伝わりません。

逆に、『〇〇だから✕✕で◇◇で△△だから、あなたは間違っているよ』と、長々とくどくど伝えたところで、おそらく半分も伝わっていないでしょう。

わかりやすく、的確に、指摘する能力がリーダーには求められます。

あなたも『なにか注意はされたけど、結局言っていることがいまいちわからなかった…』という経験ありませんか?

それは、その指摘されたことが、ビシッと的確でなかったためでしょう。

リーダー気質のある人は、伝えたいことを的確に伝えるスキルが高いのです。

特に、相手を指摘するときには、この能力が大きく関わってきます。

5.メンバーに敬意をはらう

リーダー気質のある人は、決して偉そうにリーダーとしてふるまってはいないです。

むしろ、その逆。

いつも頑張ってくれているメンバーを敬い、どちらかというと下からモノを言うような人が多いのではないでしょうか。