自分の価値観や目標を毅然と決断し、それを達成しようと辛抱強く努力できる人が、リーダー気質のある人です。
奇跡は偶然起きることではなくて、奇跡は起こすものだと知っているのです。
そして、その奇跡を起こすたった一つの方法は、目標を達成するためのひとつの計画を、最後までやり通すことだと知っている人が、リーダー気質のある人なのです。
そんな信念を持っている人だったら、ついていきたいと思いませんか?
15.責任感が強い
人の上に立つのがリーダーですから、当然責任も人より多くのしかかってきます。
そして、そこから逃げるような人はリーダーには向いていませんよね。
リーダー気質のある人は、責任感が人一倍強い特徴を持っています。
自分の仕事に対しての責任感はもちろんですが、メンバーのしている仕事に対しての責任感も持つほどです。
メンバーの失敗は、自分の失敗と腹をくくるほど、責任感が強い人が優れたリーダーになるようですね。
自分の失敗を守ってくれるというメンバーからの信頼感を得るために、責任感は必要になってくるのでしょう。
16.一人では何もできないことを知っている
メンバーに敬意をはらうことのできる特徴を持っているという項目でもお話ししましたが、リーダー気質のある人は、ひとりでは何もできないことを知っている人です。
メンバーがいるからこそ、チームが成り立っていると、常に意識していないといけないのですね。
17.行動力がある
リーダーは、集団をまとめてあげなければいけませんから、それ相応のエネルギーをもっていなければ勤まらないでしょう。
そして、自分の描いたビジョンを実現するために、自ら先頭を切って行動する行動力を持っている必要があります。
リーダーは、上に立つ人間です。
メンバーのロールモデルでなければいけません。
自らが見本とならなければいけないんですね。
メンバーにばかり働かせるのではなくて、自ら率先して働くことが大事です。
メンバーの悩み解決に対しても、迅速に改善するために動かなければ、メンバーは安心してついてきてくれなくなってしまいます。
リーダー気質のある人は、エネルギッシュで行動力があるという特徴も持っているのです。
18.洞察力が優れている
メンバーは、それぞれ個性があります。
仕事内容にも、向き不向きが出てくるでしょう。
そのメンバーひとりひとりの個性を見抜き、適した仕事を割り振ることができる洞察力がリーダーには求められます。
優れた洞察力を持っていることも、リーダー気質のある人の特徴といえそうですね。
19.意外と不器用
メンバーを率いるリーダーは、物事を器用にこなさなければならないと思っていませんか?
実は、そうではありません。
なんでも自分でできてしまう人には、メンバーは自分の存在意義を見失ってしまい、ついていけなくなってしまう可能性があります。
ちょっと不器用で周囲のサポートを必要としているリーダーのほうが、親しみやすくて力になりたいと感じるものなのです。
人間って不思議ですよね。
能力がありひとりで仕事を確実にこなしていく人に対しては、「すごいな~」と憧れを感じてもその人のために何かをしてあげようとは、あまり思えないのです。
だって、自分の力を必要としていないからです。
でも、周りの力をかりて何かを成し遂げようと努力している人を見ると、自分もその人のために何かできないかと思わず協力したくなるんですよね。
そう、リーダー気質のある人とは、メンバー自身にリーダーに協力して成し遂げたい!と思わせることができる人。
そのためには、ちょっとくらい不器用な人のほうが向いているかもしれません。
もちろん、協力しようと思わせるためには、他力本願ではなく、リーダー自身がしっかり努力していることが第一条件ですけどね。