20.優しい
リーダーは、君主ではありません。
思いやりを持てなければ、メンバーはついてきてくれません。
誰に対しても優しい人が、真のリーダーにふさわしいのです。
自分のことしか考えてない人や、仕事のできるメンバーには優しいとか、自分のお気に入りのメンバーだけを思いやるとか、そういう人はリーダーにはなれません。
人は、自分を大切にされて初めて、その人についていこうと思うもの。
このことを忘れないでくださいね。
21.人前で話すのが上手い
コミュニケーション能力のところでお話ししましたが、リーダーは話し上手である必要があります。
自分のビジョンを正しく伝え、メンバーに動いてもらう必要があるからです。
そして、人前で話す能力にも長けている必要がありますね。
これは、一番初めに話したカリスマ性にも関わってきてしまうので、先天的にこの才能を持ち合わせているということもあるかもしれません。
カリスマ性のある人は、人前で話をすることがうまく、そのカリスマ性に惹かれて人が集まってきますよね。
しかし、この人前で話すという能力は、練習を積み重ねることによって習得できる能力のひとつです。
人前に出ると緊張してしまう、うまく話すことができず、自分の意見の半分も伝えることができないという人は、なるべく多く人前で話をする機会をつくりましょう。
苦手だからと言って、避けていては上達しません。
リーダー気質は、努力によって身につけるものですからね。
22.外向的
リーダーは、メンバーをはじめ多くの人との交流を持たなければいけません。
そして、自ら交流の場へ赴き、人脈を広げていくことが、自分自身やチーム全体をより高みへと導いていくことにつながります。
社交的な人ほど、リーダー気質のある人なのでしょう。
23.アウトドアな人が多い
リーダー気質のある人の特徴に、行動力がある・外交的というのがあるように、あまりインドアな人はリーダーに向いていなさそうですよね。
アウトドアで、自ら人との関係を持ち、動くことのできる人がリーダーに向いているのでしょう。
24.楽しいことが大好き
リーダーとして大切なことをたくさんお話ししてきましたが、なにより『人生をいかに楽しんでいるか』ということも、上に立つリーダーには求められることです。
メンバーの見本にならなければならないリーダー。
自ら先頭に立ち行動することが求められるリーダー。
そんなリーダーが楽しそうじゃなかったら、どうでしょう?
ついていきたいと思いますか?
この人についていったら、自分の人生までつまらないものになってしまいそうですよね。
リーダーの姿は、メンバーに大きな影響を与えます。
だからこそ、リーダーが楽しんでいるとメンバーも自分も楽しみたいという感情を持ち、リーダーに付き従うことができるようになります。
率先して楽しそうなことをやる、楽しいことが大好きな人こそ、リーダーの気質のある人だといえますね。
25.感性豊か
メンバーのことを理解するためには、感性豊かであることが必要です。
想像するのです。
感じることが大切です。
今、このメンバーが感じていることを一緒に共感できるように、豊かな感性を持っていることも、リーダーの気質のある人の特徴のひとつです。
26.常にポジティブ
ポジティブな人には自然と人が集まります。