大好きなことを見つける
大好きな事は早いうちに見つけておいた方が良いと言います。
その理由は単純で、その方が人生が楽しいと感じる期間が長くなるからです。
例えば仕事に明け暮れて毎日家と会社の往復、休みの日も考える事は仕事のことばかり…。
そんな人生では、定年を迎えた途端に何をすれば良いのかわからなくなって急に老け込む、という状態にもなりかねません。
年を取ってから好きなことを見つけるのは大変なのです。
年齢的にちょっと恥ずかしいんじゃないかとか、年だから今から取り掛かるのは難しいだろう、体力的にきついだろうなど、実際は大丈夫なことでもつい消極的になってしまいがちです。
ですから自然と選択肢も減ってしまい、楽しい人生を送るのではなく楽しい人生を模索するだけの日々になってしまいます。
それに楽しい人生を送っている人ほど、他人からも輝いて魅力的に見えます。
ですから人も集まり、今後どんなに年老いても孤独とは無縁の生活が出来るはずです。
一流に触れる
20代そこそこで一流のものに触れるってちょっと敷居高く感じるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
学ぶ期間である20代だからこそ一流に触れておくべきなんです。
そもそもなぜ一流に触れることがそんなに良いことなのでしょうか?
一流のものに常に触れていると本物と偽物の違いに気づく目や感覚が養われるのです。
宝石で言えばイミテーションの輝きと本物のダイヤの輝きを見分ける力です。
一流はそこそこ良いものとは違います。
ですから一流に触れ続けていると、目が肥え二流との違いが歴然とわかってきます。
おいしいものばかりを食べていると舌が肥えると言いますが、正にその状態。
でも一流のものは当然高価です。
お金がないし節約しておかないと、と思うかもしれませんね。
でも、自分のためにお金を使うことが1番出来るのは20代です。
確かに節約も大切な事ですが、将来のための投資と考えれば無駄遣いにはなりません。
20代の内に本物に触れておけば、30代の時に何か選択を迫られた時に迷わず本物をチョイスする事ができるのです。
また、自分自身が一流の振る舞いが出来るようになるので信頼を得やすいなどマイナスになる面はないと言っても良いでしょう。
若い内に一流に触れておかないと、「自分には一流は縁のないもの。住む世界が違う」とどんどん自分から離れていく事になります。
それでは一生、二流のまま。
自分が一流になれるかどうかは、20代の時にどのくらい一流に触れてきたかによって全然違ってくるのです。
色んな人と出会う
20代は1番フットワークが軽い時期でもありますから、色んなことにチャレンジして、色んな人と出会っておくと良いでしょう。
それも年齢・性別にこだわらず、幅広く付き合うことをお勧めします。
人にはそれぞれ違った価値観がありますよね。
大抵人とトラブルになる時には価値観の違いによるものがほとんどです。
ですから多くの価値観に触れておいて、それを理解して受け入れるトレーニングをしておくとトラブルを招きにくいのです。
若いうちにしておくと良いのには理由があります。
歳をとると柔軟性がなくなるからです。
年上の人から若者が何を考えているのかわからない、というのを聞いたことはないですか?
30代からは価値観が固まってきます。
もちろんコロコロと価値観を変えていては信頼性もありませんから、逆に固まった価値観を持つことも必要になってきます。