個人的にはそういう勉強こそ義務化するべきだと思うのですが…。
つまりお金の流れやお金が持つパワーについて学ぶ機会は自分自身で作るしかないということです。
少しでも裕福になりたいと思うなら20代のうちに必読しておくべきでしょう。
道をひらく/松下 幸之助
パナソニック社の創設者、松下幸之助氏のエッセイ集。
経営者などの成功者になるためには、マーケティングなどのノウハウを学んで実行することは近道になるかと思います。
それらを学ぶことは確かに大切なことでしょう。
でも、その前に自分の思考、姿勢、それらが大切だということがこの本を読むとわかります。
成功は誰かの真似だけでは得られないのです。
何度でも読んで自分の軌道修正をしたくなる本です。
ベストセラーや偉人、各界の成功者たちが読んでいる本はやはりそれなりに良い本が多いですから、何を読めば良いか悩んだ時にはそういった話題の本から読むようにしていくと良いですね。
質問力を鍛える
質問をした時に「いい質問だね」と言われたことはありますか?
結構あるよ、という人は質問力がある人ですね。
いい質問ができるということはいい着眼点を持っているということです。
つまりいい質問をたくさんできる人は物事の本質に迫った質問ができる分、成功しやすいということ。
この質問力を是非鍛えたいところですよね。
では一体どんな質問がいい質問なのでしょうか?
投げかけた質問に対して返ってくる答えが簡潔明瞭で、一言で終わってしまうような質問は良い質問とは言えません。
投げかけた質問によって展開していくような質問が良い質問です。
例えば新しいお店のラーメンを食べてきた人に対して、「美味しかったですか?」と尋ねるよりも「どんな味でしたか?」と聞く方がたくさん情報を得られますよね。
「美味しかったですか?」と聞かれると「うん、美味しかったよ」で終わってしまう場合もあります。
ですが「どんな味でしたか?」と問われると、「スープが〇〇で麺が〇〇で、美味しかったよ」と話が広がるはずです。
これがオープン・クエスチョンと呼ばれる質問技術です。
日頃からこのオープン・クエスチョンを使うことを意識していれば、質問力はどんどんとついていくはず。
そして人よりも沢山の情報を得たり、交渉相手の本音を聞き出せたりして優位な立場に立てる場合もあります。
消費と投資の割合を学ぶ
お金の使い道には三つあります。
「投資」「消費」「浪費」です。
自分の将来のために使うお金は「投資」。
どうしても生活していく上で必要になってくる出費が「消費」。
好きなこと、好きなものに使うのが「浪費」です。
この三つの理想的な比率は、多少は個人差はあるでしょうが「投資」=25%・「消費」=70%・「浪費」=5%と言われています。
「消費」については光熱費や家賃など生活にどうしても必要な費用になってくるため、節約はできても0にすることはできませんが、「浪費」についてはできる限り0に近づけたいところですね。
「投資」はとにかく将来的に返ってくると期待できることへお金を使うことです。
自己啓発本の購入、語学習得のための習い事などが「投資」に分類できるお金。
例えば20代のうちに語学を習得していれば、30代の頃にはステップアップして今の仕事にプラスして語学のスキルを活かした新しい仕事に就くことができ、自ずと賃金もアップして行きますよね。
20代のうちはとにかく将来役に立つかどうかという視点でお金を遣うことをお勧めします。
そうすることでお金は流動性のあるものへと変わり、周りまわって自分へと返ってきます。
異文化に触れる旅に出る
異文化に触れる旅とはつまり海外旅行に行くということです。