まるで、体が思考を強制的に停止して、エネルギーの消費を留めて、心と体のエネルギーの回復を待っているようです。
生活の中で心配事や、不安、そしてストレスにいつも圧倒されている現代人には、時にそのような思考を停止して、心と体のエネルギーの回復を図る時間というのが本当は必要なのかもしれません。
それで、無心になれるために、あなたが没頭できるような趣味を見つけるのはどうでしょうか?
趣味は自分の好きなことなので、それに集中して没頭することによって、他の嫌な出来事や不安なことや気持ちを消極的にさせる何かを、忘れさせてくれるかもしれません。
好きなことに無心で取り組む時間を作る
みなさんも、子どものころに夢中になって遊んだ記憶があるのではないでしょうか?
それは、プラモデル作りだったかもしれないし、お人形さん遊びかもしれません。
プラレールを作ったり、パズルをしたり、自分の世界にどっぷりと入り込むことによって、周りの人のこととか、周りの声などももう耳に入らない、なんてこともあったかもしれませんね。
大人になると、遊びに夢中になる時間というのは減ってしまうかもしれません。
でも、ストレスと消極的な感情にさせる要素に囲まれた社会で過ごす大人だからこそ、そのように自分の好きなことに無心で取り組める時間を持つのは、ストレス社会に負けないで頑張る力になるかもしれません。
あなたは、そのような無心になれる趣味を今持っていますか?
周りのことや、余計なことを全部忘れて夢中になれる事ってありますか?
なぜ無心の時間が大切なの?
競争社会でいつも戦っている人、子育てに奮闘している人、いい学校に入るために学業に専念している人、きっと多くの人は自分の責任を果たすために一生懸命毎日を過ごしていることでしょう。
でも、いつもいつも頑張っている状態が続くと、時には心が疲れ切ってしまったり、押しつぶされそうになったりすることもありますよね。
そうなってくると、やらなくてはいけないことが自分にとってすごく負担に感じたり、文句や不満がいっぱいになったり、他人への感謝の気持ちが持てなくなったり、ということが起こるかもしれません。
そうなると、自分も周りの人ももっと不幸な気持ちになってしまいますよね。
それで、時にはいつもアクセル全開、またはブレーキをかけている心をニュートラルにしてあげることで、自分をラクにしてあげる必要があるのです。
ニュートラルになると、心と頭がリラックスして、ガチガチに固まっていた心が溶ける負うな感覚を覚えるかもしれません。
そうなると、気持ちに余裕ができるので人にやさしくなれたり、不満や不平ばかりだった心も、他人への感謝の積極的な気持ちを持てるようになったり、仕事のアイデアもどんどん出たり、といったとてもいい循環ができるわけです。
頑張ってばかりして自分に無理をして、消極的になったり、物事がうまくいかなうなるという悪循環に陥ることってよくありますけど、時には自分の好きなことに没頭したり、リラックスできる環境に自分を置いて無心になれる時間を作ることによって、自分をリセットしてあげると、またがんばれたりして物事がもうちょっとよい方向に向かうかもしれませんね。
️無心になれる程の趣味を持つべき7個の理由
無心になるために、趣味を持つことをお勧めしていますけど、趣味を持つことにはすごくいい効果がたくさんあるみたいです。
没頭できる趣味を持つことのメリットについて、7つご紹介しましょう。
1.ストレス解消
ストレスの解消の方法は人によって違いますね。
その人のタイプによって、何をするとストレス発散されるのかというのは様々です。
しかし、自分のタイプを知り、自分が何をすると気持ちがすっきりするのか、リラックスできて穏やかな心を取り戻すことができるのか、ということを知っていると、長く頑張れるストレス耐性の強い人になることができるでしょう。
例えば、運動をすることによってストレスを発散するタイプの人は、ウォーキングやジョギング、カラオケで思いっきり歌うなどの趣味をもっていると、もう何もかもイヤになってしまったときにも、それをすれば心がすっきりできるでしょう。
旅行が趣味という人は、旅行をすることによって現実から離れてゆったりと過ごすことで、心がリセットされてまた現実に向き合う力が貯められることもあります。
掃除が趣味の人もいますけど、掃除をしている時には何も考えずにいられるし、きれいになることによってリフレッシュできるという人もいますね。
それぞれ、何をすると無心になれるのか、ということは違いますけど、自分の中の邪念や消極的な気持ちを忘れるくらいの趣味は、ストレス解消に大切ですね。
2.集中力が高まる
無心になれる趣味を持つと、集中力が高まります。
一つのことに没頭する、ということって、興味のないことでは簡単ではありません。
でも人は自分が夢中になれることであれば、何時間でもそれをしていられる、ということがありますよね。
子どもだって、普通はすぐに飽きてしまうとしても、興味のあることには大人が飽きてしまうほどの集中力、執着心を示すことがあります。
それで、無心になれる趣味を見つけることで、一つのことに集中するということの練習になります。
集中力を鍛えることができれば、勉強だって仕事だってもっと効率的に時間を使えるかもしれませんね。
集中力はトレーニングすることで鍛えることができるので、楽しく苦にならない趣味に没頭することによって、日ごろの集中力もアップさせちゃいましょう。