3. カタカナで書く
カタカナ表記で「シャカリキ」と表される事も多くなりました。
意味合いとしてはそこまで変わるわけでもなく、もともとの意味合いとして用いることができます。
4. いつから使われるようになった?
しゃかりきという言葉はまず、お釈迦様に例えられた力であるので、ある程度以前から用いられていた言葉になります。
しかし、過去の出典物などからその形跡が発見できていない状況で、まだあまりはっきりとわかっていないのです。
ですが、戦前の一部で使われていたという事は判明しています。
ある程度過去から用いられていたという事はやはり間違っていません。
しかしながら、意味合いがお釈迦様という言葉から来ているので、だいぶ古くから存在している言葉だということはかなり有力ですね。
何故若者が使うの?
昔の言葉なのに今の若者が使っていることに関して多少違和感を感じる方も多いと思います。
どうして若者が使うのかということを考えた時に、漫画の影響がとても大きいと言われています。
漫画の影響
あなたはシャカリキ!という漫画を知っていますか?
この漫画は週刊少年チャンピオンなどで連載されていた漫画なんです。
シャカリキ!は映画化もされていて、2008年9月6日に公開されています。
この漫画は、自転車競技を題材にした話です。
ロードレースをテーマとした漫画作品が少ないこともあって、漫画の中でも比較的高い評価を受けられている作品です。
基本的にはシリアスなスポーツ漫画なのですが、所々にギャグが挟まれています。
幅広い年代の方に愛されている漫画です。
ロードレースのエッセンスをたくさん盛り込んだ濃厚な描写もあります。
ロードレースに携わっている方やスポーツが好きな方にとってはとても面白い漫画です。
作品自体が熱い描写が多く、よりリアルな絵のタッチなどで描かれています。
とても魅力的な作品なので、自転車競技や、スポーツが好きな人はハマること間違いなしの漫画です。
この漫画をきっかけにして、たくさんの若者がしゃかりきという言葉を使うようになりました。
5. 自分の強い思いを伝えたい時に使う
しゃかりきの言葉の意味合いとして 一つの事に対して夢中になってがむしゃらに努力し続ける様という意味合いがあります。
捉え方によっては自分の強い思いを相手に伝えたい時に使うことができます。
しゃかりきとがむしゃらと言う言葉はとても似ています。
意味合いとしても紙一重の存在になるので、自分の強い想いを伝えたい時にはがむしゃらに相手に伝えると言う言葉の用い方もできます。
なので、がむしゃらという言葉を繋ぎ変えて、しゃかりきに相手に伝えるという言葉に変換することもできます。
相手に対してどうしても伝えたい感情があるのであれば、それはしゃかりきになって伝えるべき気持ちだと言うことです。
このようにしゃかりきと言う言葉の本当の意味を知っておくと、日常生活でもよく用いられる場面が出てくるかと思います。
6. 人を助けるために頑張る時に使う
さらに別の意味合いとしてご紹介できるのが「人を助けるために頑張る時」に使える言葉ということです。