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フラットな会社が良いと言われる17...(続き2)

また、お互いに意見を交わしやすい職場であれば、それだけ個人の考えをハッキリと口に出すことが出来るため、話し合いの場において誰でも積極的に意見を発することが出来ます。

気兼ねなく自分の考えを口に出来るということは、議論の末に自分の意見が反映されなかった場合でも、そこまで不満が残ることはなく、互いに気持ち良く仕事に取り組むことが出来ます。

情報伝達が早い

フラットな会社では、仕事内容が個人プレイになることも少なくはありません。

そうなると、自然と社員同士の会話やコミュニケーションが減って、情報伝達が遅くなると思われがちですが、そういうわけではありません。

例え仕事内容は個人プレイだとしても、日頃から気軽に社員同士や上司部下でコミュニケーションが取れている分も、何かあったときや仕事に関する情報伝達は一般の会社よりも早いです。

また、役職や立場の関係性が薄い分、情報の伝達が途中で止まってしまう可能性も低く、直ぐに職場内に情報が広まります。

さらには、チームで一つの仕事に取り組んでいる場合には、それ以上に情報伝達の速度が上がるため、少しでも何か変化があれば直ぐに周りに伝わるようになっています。

特に情報通信関係の会社では、社内での情報伝達の速度によって情報の鮮度が変わってきますので、より速い情報の伝達が求められています。

対応が早くなる

フラットな会社では、社員同士の人間関係で良好なところが多いため、それだけコミュニケーションを気軽に取ることが出来ます。

日頃から些細なことでも情報伝達を密に行っていれば、それだけ不測の事態に陥ったときにも早く対応することが出来ます。

例えば直に仕事のプレゼンが始まるというところで、資料に不備が見つかったときには、その旨を隠さずに他の人にも伝えることで、手が空いている人同士で直ぐに修正に取り掛かることが出来ます。

また、外へ出ている営業の社員に関わる問題が起きた時にも、直ぐに当人に連絡を取りながら、その社員から指示を受けて社内でも対応を行うことも可能です。

社員同士のコミュニケーションが日頃から取れていない会社の場合は、誰かがミスを犯したとしても、「それはその人の問題であって自分には関係ない」と我関せずで過ごしてしまうことが多いです。

また、時間がなくて手伝いを頼まれた場合にも、「どうして自分まで手伝わなければならないんだ」と心中で不満に思い、後の人間関係に響いてしまうことがあります。

確かにミスや不手際は本人の責任ですので、本来は他の人が手を貸す必要はないかもしれません。

しかし、他の人が手を貸すことによって、より会社への損害を減らすことが出来、結果として会社のためになるのです。

日頃から密にコミュニケーションが取れている職場では、何かあったときに自然と助け合いの精神が生まれます。

それは、過去に助けてもらった経験のある人ほど、今度は誰かの助けになろうと自分から進んで協力するからです。

フラットな会社では、そういったいざというときの社員同士の繋がりが強いため、その分対応が早いと言えるでしょう。

意見を出しやすい

先にも挙げたように、フラットな会社では社員同士の関係が比較的良好で、また上下関係が
厳しくありません。

上司に対してもおべっかを使う必要がなく、また一々上司の目を気にして仕事をする必要もありません。

余計な気づかいやストレスを感じなくて済む分、社員は仕事に集中することが出来ます。

また、そのような環境下では、自分の意見を出しやすくもあります。

例えば会議で何か提案があるときや、チーム内でディスカッションをするときなどにも、積極的に自分の意見を出していくことが出来ます。

窮屈で上下関係の厳しい会社では、入社してまだ年数も経っていない社員が意見を出すことはあまり良しとされず、「黙って上司の指示に従っていればいい」という暗黙のルールのようなものも存在します。

しかし、フラットな会社ではそういった考え方は一切ないため、入社したての新人でも堂々と意見を出していくことは出来るのです。

とはいえ、フラットな会社は個人の意見や主張が通りやすい反面、いつでも積極的に自分から発言をしていくことも求められます。

会社に来ていながらまったく何も意見を出さずに他の人の意見にただ従っているだけでは、「会社に何をしに来ているのか」と思われてしまいかねません。

そのため、普段からおしゃべりな人やアイディアが豊富な人、自分の意見を積極的に発言出来る人ほど、フラットな会社に向いています。

話が通りやすい

フラットな会社では、個人の意見やアイディアが採用されやすい環境が整っています。

そのため、誰が新しいアイディアを出しても、その内容が魅力的だと判断されれば、直ぐにでも上に話が通るような体制になっています。

社内で新しい商品の企画を提案するときや、仕事の進め方についての議論など、あらゆる話し合いの場で誰でもが積極的に発言が出来るような雰囲気づくりも出来ているため、すべての社員が参加型で仕事が出来、仕事に対する充実感や達成感も覚えやすくなっています。

社員一人ひとりにとっても、自分の提案した内容が良ければ直ぐに話が通るため、その分やる気に満ちて一つひとつの仕事に取り組むことが出来ます。

やりたいことがやれる

フラットな会社では、やりたいことがやれるという大きなメリットがあります。