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フラットな会社が良いと言われる17...(続き4)

フラットな会社ではそれが上手に循環しているからこそ、社員がどんどん成長していけるのです。

仕事への意識が高くなる

毎日お決まりの仕事内容、またはやりたくもない仕事をやらされている、そんなやる気のない、嫌々な気持ちで仕事をしている内は、決して成長することもろくな成果を上げることも出来ません。

それどころか、「仕事で成功したい」というアグレッシブな気持ちすら沸き上がってこないことでしょう。

それは、今の仕事に対する面白味ややりがいを自分自身で感じられていないからかもしれません。

フラットな会社では、自分が興味を持った仕事ややりたいと思う仕事を、任せてもらえる可能性があります。

もし、自分がやりたい仕事を任せてもらえたとしたら、きっとどんな人でもやる気が溢れてくることでしょう。

だってそれは、自分が「やりたい」と希望している仕事なのですから。

そして、仕事に対するやる気が出てくれば、自然と仕事に対する意識が高くなります。

任せられた責任感も相まって、「必ず納期までにやり遂げてみせる」と自分自身に気合いが入ることでしょう。

そんな風に、フラットな会社では仕事への意識が高い社員が多いのです。

自立できる

仕事のやり方を自分で決めることが出来る場合、仕事の進行や具体的なやり方は全て自分で決めて取り組みますので、自然と自立していけます。

仕事のやり方を任されるということは、「自分でやり方を決められる」と同時に、「全て自分でやり方を決めなければならない」という状態でもあります。

そのため、多少は誰かに相談することが出来ますが、最終的にどう仕事を進めていくのかは自分自身で決めなければなりません。

何をどうやって、どのように進めていくのかを試行錯誤して頭を捻っている内に、それが自然と自立へと繋がっていけるのです。

もし、1から10まで仕事の内容をすべて指示されてその通りに行う場合、精神的にはとても気楽な状態で仕事に取り組めます。

何故なら、内容の全てを指示されているため、自分の頭で考えることは何一つ無いからです。

これならば気楽に仕事が出来ますが、自立や成長は臨めません。

一方で、仕事のスタイルを自分で自由に出来る会社の場合は、自分の頭で考えることが多いため、結果として自立していける社員が多いのです。

自由になる

フラットな会社では、ある程度の自由が認められています。

例えば出退勤の時間やその日の仕事内容、そしてやりたい仕事を求めて行動出来るなど、一般的な会社に比べるとかなり縛りがすくなく自由です。

自分の思うように仕事をしたいと思う人にとっては、まさに理想の会社と言えるでしょう。

しかし、自由に出来る分個人にかかってくる責任も大きくなりますので、それを十分に理解した上で自由に動きたい人には、フラットな会社がおすすめです。

組織力が高まる

フラットな会社は仕事内容によっては完全な個人プレイです。

それぞれがまったく異なる仕事をしているため、仕事内容の相談をする相手があまりいないという場合もあります。

しかし一方で、組織力が必要とされる仕事もあります。

数人のチームで仕事を行う場合や、個別に行った仕事が最終的には一つの形になる場合など、組織力が必要とされる仕事では個々のコミュニケーション能力や協調性が求められます。

フラットな会社では日頃から社員同士の人間関係が良好で、またコミュニケーションが密な場合が多いです。

そのため、組織で仕事をする際には組織力を大いに高めることが出来ます。

会社を選ぶならフラットな会社がいい?

近年になって、よく「フラットな会社」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

そしてまた、このフラットな会社は従来の会社とは、組織体系や社内の設備、社員一人ひとりの働き方などが大きく異なっています。