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モラルハラスメントしがちな人の14...(続き3)

このような方は、モラハラを行う加害者になりやすい傾向があります。

自分の意見と人格を大切にするのですから、自分の意見こそが絶対です。

また、他人からの注意や干渉、指導を極端に嫌がるので、モラハラを行う人の条件には合致しています。

もちろん、自尊心が高い人が全てモラハラを行うというわけではありませんが、自尊心が高い人と付き合う場合は、その人と家庭を持った時にはもしかしたらモラハラの被害に遭ってしまうことがあるかもしれないことを心得ておきましょう。

4. 他人の目や評価をとても気にする人

モラハラを行う人は、実はとても臆病な一面を持っています。

というのも、命令したり指示したりするのに、その後自分がどう思われているのか、他人の評価や目をとても気にします。

偉そうに言うくせに、あとで後悔したり自分を悪く言っている人がいるのではないかと気になるのです。

本当に自分に自信がある場合は、他人の言うことや評価は気になりません。

ですので、モラハラを行う人は自分に自信があると見せかけて、心の底では「これで良いのかな?」というように少しの不安があるのです。

モラハラを行う人は、とても気が小さいということがあるので、こちらが無視したり反撃すると途端に弱くなるのも特徴です。

5. 出会って最初の頃はとても優しい

モラハラを行う人は、自分がモラハラをやっている、加害者であるということは思っていません。

どのハラスメントも言えることですが、ハラスメントを行っている人は、被害者から訴えられた際に必ずと言っていいほど「そんなことでハラスメントになるのか」と驚くのです。

これは、自分自身が加害者であることがわかっておらず、何故加害者と言われているのかもわからないのです。

言葉と言うものは、言った本人より、言われた側のほうが傷ついたり重く受け止めたりしがちです。

しかし、モラハラをする人も、初対面の人にはいきなり強い口調で話したりはさすがにしません。

自分が相手に対して支配下におけると思った時点で、だんだん偉そうになっていくのです。

ですので、出会った最初のころは、モラハラをする人に対して、紳士的であるとか、とても物知りであるといったような印象を受けることが多いでしょう。

6. 気分の上がり下がりが激しく突然豹変する

モラハラの人は、後ほども述べますが、気分の上がり下がりが激しく、今優しかったと思ったら突然豹変して厳しい言葉を浴びせるというような方が多くいます。

これは、もともと気まぐれであるというだけでなく、もしかしたら何か精神的に疾患があるからかもしれません。

ただし、これは検査をしてみなければわかりません。

モラハラを行う人は、気分が良い時には相手を褒めたりしますが、気分が下がっている時や、都合が悪くなると途端に声をあらげて相手を罵倒し始めます。

普通は、どんなに腹が立っても冷静に物事をすすめるように理性が働くのが大人ですが、このような理性が欠けているのかもしれません。

7. 外面は非常に良い

モラハラを行う人は、外面が良い人が多く、内弁慶な人が多いです。

つまり、自分の縄張り内でしか威張れないということです。

家庭内でモラハラを行っている場合は、当然家庭は自分のテリトリーであり、家族を常に支配できますので、家庭内では王者になれます。

しかし、テリトリー外の、職場や学校ではモラハラする勇気が無い、そのような気持ちにすらならないということもありますので、家の人から見れば外面のよい人間となるのでしょう。

家で威張っていて、外では腰が低いと言う場合は要注意です。

8. 頻繁に嘘をつく

モラハラをする人は、よく嘘をつきます。

自分に正直になれないということもありますが、自分に責任が降りかからないように、また人のせいにするために、自分を取りつくろう為の嘘をつきます。

怖いのは、自分では、最初は嘘をついているという自覚があるのですが、嘘をついてることがだんだんわからなくなってくることです。