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モラルハラスメントしがちな人の14...(続き4)

虚言癖とも言いますが、嘘をついているうちにそれを現実として認識してしまうようになる精神疾患です。

自分は悪くない、なにもかも仕組まれている、自分は騙されているのだと言う被害妄想からも、そのように考えてしまう傾向にあります。

嘘をつく人は自分に自信が無い人が多いです。

モラハラをする人も基本的には自分に自信が無い人が多いので、結果的に嘘をついてしまうのでしょう。

9. 甘え下手

モラハラをする人は、どちらかというと甘えるのが下手です。

他人に甘えるなんて自分のプライドが許さないからです。

モラハラの人は、他人が自分に甘えてくることは嫌ではありません。

たとえ口では嫌がっていても実は内心喜んでいます。

モラハラの人はとくに、自分が他人から頼られることを嬉しいと思う傾向にあります。

モラハラの人でなくても、他人から頼られれば人は嬉しいものです。

しかし、モラハラの人はそれをうまく表現できずに、「頼るな」「甘えるな」と言葉の暴力に置き換えてしまいます。

ですので、甘え下手なだけでなく、甘えさせることも下手だと言えるでしょう。

10. 人を利用しても罪悪感がない

モラハラをする人の概念では、他人はどんどん利用すべきというのが少なからずあります。

自分が一番大切ですので、自分さえよければ他人を利用することをいとわないのです。

普通の人は他人を利用することに罪悪感を感じるので、やらない人が多いのですが、モラハラの人はそれを悪いことだと思わないので、自覚がありません。

人を利用すると必ず自分にかえってきます。

通常の神経の持ち主は、自分に何か悪いことがおこったときに、「あの時あの人を利用したからだ」とか「あの時あんな風にしてしまったからだ」と心当たりがあるものです。

しかし、モラハラを行う人は、自分は悪いことをしているという自覚が無いのですから、当然反省することはありません。

むしろ被害者として喚き散らすのがオチです。

11. 弱い者いじめが大好き

モラハラをする人に限らず、ハラスメント行為を行う人のほとんどは、その行為自体をストレスの解消方法、いらいらのはけ口であると思っています。

自分より弱いものにしか攻撃できないあわれな人種なのですが、自分に自信が無いのだからしょうがありません。

ですので、自分より弱い人を傍においておいて、常にネチネチいじめられる環境にしておくのです。

しかし、これらのいじめはモラハラ者にとっては悪では無く、自分の中の正義です。

相手に対して、相手のために言いたくないことを言っている、相手の為にわざと冷たくしているというように、自分は正しいことを行う正義の味方として自覚できるように思考回路を組み立てていくのです。

なお、モラハラを行う方のほとんどは、弱い者いじめをしているという感覚はありません。

自分が自分で意地悪をしているなと自覚することは、自分を否定することです。

ですので、そのような自己否定は行わず、むしろ正しいことをしている、正義を教えてやっているという感覚になります。

12. 嫉妬深くすぐ人を疑う

モラハラの人で、特に家庭内モラハラを行っている人は、大変嫉妬深く人を疑います。

家族でさえ疑うのですから、もうどうしようもありません。

なぜそんな風に思ってしまうのかと言うと、それは、自分に自信が無いために、家族に愛想をつかされてしまうのではないかと心のどこかで不安でいっぱいだからです。

ですので、配偶者に対して「自分の知らないところで浮気しているのではないか?」とか「最近言うことを聞かなくなったのは、何か悪だくみをしているからではないか」と疑ってしまうのです。

こうなると、かなり重症で、自宅にいる配偶者や恋人であるパートナーの行動を制限したり、束縛したりするようになります。