重症になる例は、152件のうち4件ですが、危篤状態にまで陥ってしまった方は1人いるんです。
また、死亡事故も発生しています。
「歩きスマホをしてたら、ぶつかるだけの軽い怪我ならやってもいいじゃん」なんて軽く考えてはいけません。
あなたは、ぶつかるだけで軽症で済むかもしれません。
しかし、ぶつかった相手はその後も後遺症に悩まされてしまう大きな怪我をする恐れがあるのです。
そして、裁判に発展した場合は、あなたは多額の慰謝料を払う必要も出てきます。
自分だけの問題ではないのです。
みんなの言い訳
こんなに多くの危険性があると知っていても歩きスマホをなかなかやめられない人々がいます。
もしかしたら、アナタもその中の一人かもしれませんね。
歩きスマホをやめられないのは、それなりの理由があるのでしょう。
ネット依存症なのかもしれませんし、重要な取引をその場で行なわなければならないのかもしれないですよね。
では、歩きスマホをしてしまっている人々の言い訳を見てみましょう。
1. 歩きスマホをする理由
歩きスマホをやってしまう方の理由で一番多かったのは、「動きながら確認することがあるから」という理由でした。
スマホには、アプリで地図を表示したり、目的地まで案内してくれるものがありますよね。
そのアプリを使うには当然、スマホを見ながら歩く必要があります。
また、仕事の取引や為替・株のレートを見なければならないときにも歩きスマホをしてしまっている方がいます。
スピードが命の社会となっている今は、送られてきたメッセージには迅速に返信をすることなどレスポンスのスピードが重要視されていることもあります。
今の社会構造にも関連があると言えそうですね。
その他の理由では、「一人で歩くのが寂しかったり、暇だったりするから」という意見もありました。
一人で繁華街を歩いていると、なんだか寂しい思いをしてしまうこともありますよね。
しかし、スマホを開けばそこには別の世界が存在します。
ゲームだってありますし、会話をしてくれる友人とコミュニケーションを取ることも出来るでしょう。
これは、一人では歩けないくらいの自立心のない大人が増えていることも原因であると言えそうですね。
2. 歩きスマホをやめない理由
歩きスマホをやってしまっている原因をなくせば、歩きスマホをする必要はなくなりますよね。
例えば、予め時刻表は調べておくだとか地図は印刷しておくなど。
しかし、最近の人々というのは、そのような手間ひまかけることをやらなくなってしまっているのですよね。
調べればその場でたくさんの情報を得られるのですから、その時に任せてしまうのです。
また、時間を有効的に使いたいという意見もありました。
迅速な結果やレスポンスが求められているからこそ、一分一秒をムダにできないというわけなのでしょう。
やめないというよりは、既にスマホ依存症に陥っていてやめられない状態になっていると言えそうです。
歩きスマホは恰好悪い!
歩きスマホをおすすめしない理由は、危険性が伴っていることの他にもうひとつあります。
それは、「格好悪い」という理由からです。
歩きスマホをしている人を見たことがある方なら、なんとなくイメージはつくのではないでしょうか?まず、見た目がとても格好悪いですよね。
スマホを覗き込むその姿勢は、猫背になっていることもしばしば。