そもそも弁慶が、敵から見て怖れられる存在であって、外でその豪傑さを振るった人。
一方で、主人である義経には忠実な家来として仕え、その身を盾にしてまで守ったのですから、内(家族)に対しては優しかったとも言えます。
つまり、弁慶のような人という例えがあって、反対語として内弁慶という言葉も生まれたと言うこと。
弁慶と言うだけで、外で威勢がいい人を言い表すことになるようです。
筆者も…逆弁慶と言われているのは知らなかったものの、内弁慶の反対は外弁慶だと思っていました。
ひとつ勉強になりましたね!
何にしても家族にとっては、外で威勢よくバリバリやってくれた方が、頼もしい存在ですよね。
内弁慶か弁慶かの違いは、家族にとって見過ごすことの出来ないゆゆしき問題。
どうせなら、弁慶のような人であって欲しいと願うばかりです。
️内弁慶な人の12の特徴
さて、ここまでで大分、内弁慶がどんな人かも分かってきましたね。
ここからはさらに、内弁慶であるかどうかを見極めるために、『内弁慶な人の特徴』について探ってみたいと思います。
内弁慶のような人が家族に居て困っている人、もしくは自分が内弁慶かもしれないと感じている人。
身近にいる人が内弁慶なんじゃないかと感じている人も…。
それぞれに、内弁慶であるかどうかを確認することは、とても重要なことですよね。
人の性質をしっかり把握することで、その人へのイメージや、対応の仕方も大きく変わってくるものです。
それに、いずれ結婚したいと考えている相手が内弁慶だとしたら…それは避けておきたい!事前に知っておきたいことです。
また、本人が自分の家と外での態度の違いに悩んでいたとしても、内弁慶なのかどうかを知ることで、解決策も見えてくるかもしれません。
どんな立場の人から見ても、本人にしても、良い意味になることはない内弁慶。
そこにはどんな特徴があるのでしょうか。
目が笑ってない
内弁慶な人を外見で判断するひとつの基準になりそうなのが、“目が笑っていない”という特徴。
ニコニコと笑ってはいるんだけど、目は笑っていない!つまり表情と、内心考えていることが一致していないんじゃないかと思わせられるような人だということです。
笑っている時に目が笑っていないと、それは無理に笑顔を作っているということにもなるんですよね。
内心笑っていないのに、表面的には笑って見せるということは、外で気を遣っていたり、外での印象を気にしていたりするからなのでしょう。
それが、内弁慶な人の気弱な部分でもあるし、本心を隠している表裏のある人間性であると感じさせる特徴なのです。
この様に、実際の本心を隠して人に合わせたり、人からの印象を気にしたりするということは、外で我慢しているということになります。
そのストレスが反動で、家では強気になってしまったりもするのでしょうね。
ただ、これは人が感じる内弁慶な人の印象であって、ニコニコしていても目が笑っていないという特徴だけでは、内弁慶かどうかは判断しかねるように思います。
家でもそんな人なのかもしれないし、表情全体で笑顔を作るのが苦手と言う人も、中にはいますよね。
だけど与える印象は内弁慶なのでは?となってしまいますので、実際にそうではない人にとっては、ちょっと理不尽。
筆者の感覚としては内弁慶な人って、外で疑いをもたれるようなことはしないんじゃないかな?って気もするんですよね。
もっと完璧に、自分の本来の姿を隠しきるんじゃないかって。
逆に家でのほうが目が死んでいたり…なんてことも?まぁそれも、人によって違うのかもしれません。
どちらにしても、笑顔なのに目が笑っていないというのはちょっと怖い。
内弁慶じゃないのにそう思われてしまう人は、治したほうがいいかもしれませんね。
家では口達者
内弁慶な人は、“家では口達者”なんて特徴があるとも言われています。
家では大きなことや偉そうなことを言っていても、実際外に出ると行動には移せないということで…つまり口だけの人だということ。
例えば、家では上司のことを何かと批評して、「自分ならこうする」「自分ならもっと上手くやれる」なんて言っているのに、いざ上司を目の前にすると、褒め称えてゴマをすっちゃう。