そんな人っていますよね。
家では饒舌に、上から目線の物言いをしているのに、ひとたび外に出ると、人に物言いなんて出来ないのです。
外でそんなことになっていると知らない家族にとっては、頼もしい人だとも思っているかも。
実態を知ったら、幻滅してしまいますよね。
こういう人、男性の方が多いような気がします。
そもそも弁慶が男性ですから、内弁慶もどちらかと言えば男性に使われることが多いでしょうね。
案外女性の方がその辺は強くて、肝が座っていたりもするのではないでしょうか。
まぁでも、口達者くらいなら内弁慶とは言っても可愛いものです。
だけど、あんまり家族をガッカリはさせないで欲しいですよね。
奥さんの悪口を言う
“奥さん(身内)の悪口を言う”ような人も、内弁慶な人の特徴と思われています。
これは外で言う悪口を聞いて、第三者が感じる内弁慶な人の特徴ですね。
奥さんの悪口を言っているような人は、家でしか強くでられない人という印象を与えるようです。
この特徴により第三者が内弁慶な人だと感じるということは、普段は悪口を言うようなタイプじゃないと、思われているということでもありますよね。
いつも接しているその人は、物腰が柔らかくて、人に文句を言えるような人じゃない。
それなのに、奥さん等身内に対しては不満たらたら…。
ということは、身内に対しては、自分の方が強い存在だという感覚を持っていることにもなります。
だから何かと不満もあり、悪口も出てくるのです。
これって、身内の立場になった時、とても嫌なことですよね。
その悪口を聞いている相手は、それが自分だと置き換えて、とても嫌な気持ちになっているということです。
「この人、家族の前では私の悪口を言ってるのかもな」なんて思われている可能性もあるでしょう。
内弁慶にしても、そうじゃないにしても、悪口を言うような人は好かれません。
与える印象も悪いし…性格が悪いと思われても仕方ありません。
どんな状況にしろ、人の悪口を言うのは卑怯!人に面と向かってモノを言えず、影でしか悪口を言えないような卑怯さも、内弁慶と言われてしまう人柄だと言えるのではないでしょうか。
家庭の愚痴が多い
“家庭の愚痴が多い”のも、第三者が「この人内弁慶」だと判断する特徴なんです。
これも、奥さんの悪口を外で言うのと似たようなことですよね。
ただこの場合、愚痴であることが1番に「自分の意見をハッキリ言えない人」という印象を与え、それが内弁慶だと思われる理由になっているようです。
家庭の愚痴のみならず、愚痴っぽい人は、面と向かって人に意見が言えなかったり、それによって自分の中に、遂げられない思いを溜め込んでいたりするからですよね。
つまり、自分を隠したり我慢してしまう人だということで、その溜め込んだストレスを、家で発散している可能性があるということです。
このように溜め込んで我慢しているものが、飲みの場などでつい愚痴となって出てしまう。
そうすると、「この人内弁慶かも」と思われてしまうのです。
意気地なし
内弁慶の代表的な意味としても挙げられているように、内弁慶な人には“意気地なし”という特徴もあります。
意気地なしとは、気力がなくて役に立たないこと。
つまり、役立たず!ということでもありますよね。
弁慶なら、外で体を張って闘ってくれるけど、内弁慶は大事な局面で役に立たないのです。
なのに家では威勢がいい…。
これでは、家族にとっては、役に立たないのに態度だけは偉そうにされて迷惑。
家で見せる威勢のいい態度も、役に立つことがあるどころか苦しめられるばかりです。