外面が良いのですから、外では何かと自分を大きく、良く見せたいと思っているということ。
見栄っ張りにもなってしまうのでしょう。
だけど外面が良いのと同じで、あまり自分を飾ってしまうと疲れるもの。
その見栄を保つために無理をして、ストレスが溜まってしまうのです。
それが家では、真逆の反応に出てしまうんですよね。
人には誰にでも、多少見栄を張ってしまうことはあるでしょう。
だけどそれも度を越すと、その見栄を張り続けるために自分を偽らなければなりません。
それは、生活や家庭に支障をきたすことにもなり兼ねないのです。
見栄を張るのは自信の無さの表れでもあると言われています。
自分の弱さを、見栄を張ることで誤魔化したいのです。
それをやり続けることは、家族が迷惑するだけじゃなく、次第に自分を失っていくことにもなってしまいます。
そもそも内弁慶な人は、何か心に弱さを抱えていたり、心のバランスが壊れていたりするんですよね。
もし自分に内弁慶な所があると気付いているのなら、自分を客観的にみて、しっかり自分の内面と向き合ってみるといいかもしれません。
内弁慶な人を家族に抱えて悩んでいる場合も、本人に気付いてもらうことが何より大切だと思いますよ。
実は臆病
内弁慶な人が抱える心の弱さ…それは内弁慶な人が“実は臆病”という特徴にも表われていると思います。
内弁慶な人はとっても臆病。
臆病な犬ほど吠えるのと同じで、臆病な人ほど攻撃的になりがちです。
だけど臆病ですから、外で攻撃する勇気なんてありません。
だから家で吠える。
それが、内弁慶な人だったりもするんですよね。
しかも人の場合は、人を選んで吠えたりする。
それが内弁慶な人にとっては家族になってしまうんです。
臆病になってしまうのは、人の目や評価を気にしてしまうから。
また、元々持っている気弱な性格や心配性な性格、自分に自信が無く他人に依存しやすいところも、影響していたりします。
内弁慶な人はその臆病さから、外では吠えることが出来ません。
だけど、何をしても許してくれそうな家族には、攻撃したりもしてしまうのです。
内弁慶な人の場合、依存対象は家族なんだと思います。
それが悪い形で出てしまうんですよね。
人に合わせる
内弁慶な人は、“人に合わせる”という特徴も持っています。
これは、内弁慶な人の外での特徴と言えますよね。
外では、人に意見をすることも無く、自分の意見を主張することも無く…何でも人に合わせます。
反対意見を言って敵を作りたくないし、自分の意見に自信も無ければ、そんなワガママを言ったら嫌われるとも思っているでしょう。
だから外ではおとなしく、人に従う人を演じるのです。
そのぶん家では、ワガママな一面を見せたりしているでしょうね。
それも家族を困らせてしまうようなワガママを、譲ることなく通したりしていると思います。
家では自分の欲求を解放し、外での我慢を解消しようとするのです。
だから家族は困ってしまうんですよね。
家族だって人で、協力していかなければなりません。