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自立している人の22個の特徴と意味...(続き2)

例えばアマゾンドットコムの創業者、ジェフ・べゾスはその好例です。

彼はアマゾンの創業資金を父親に用立てもらいました。

そのときのことを、「父は私の事業計画の将来性を認めて投資をしたのではない。私が息子だから出してくれたのだ。」と父親の愛とその資金に依存した創業だったことを認めています。

しかしこれは、ベンチャー投資ファンドから借り入れたか、父親から借り入れたかの違いにすぎません。

これを持ってジェフ・べゾスが父親から自立していなかった、とは誰も考えはしないでしょう。

自分の力でなんとかしようという自立心は、今も燃え続けているようです。

その成果は恐ろしいばかりに上がりました。

2017年7月末にはべゾスがマイクロソフトのビル・ゲイツを抜き、世界一の富豪になったと伝えられました。

しっかり稼ぎがある

自立して生活をするためには、まず現金収入の確保が欠かせません。

それには定職について安定収入があることが前提になります。

それにプラス安易に借金をしていないことも必要です。

まず普通のサラリーマンとしての常識的な金銭感覚を身に付けておきましょう。

お金があったらあっただけ使う、行き当たりばったりのスタイルは、自立への障害でしかありません。

例えばアルバイトを掛け持ちしながら、夢を追うという状態は、どちらも中途半端に終わるのが常です。

真に自立しているとはいえないように思いますがどうでしょうか。

生活に問題がない

自立するためには、生活上何ら問題を抱えていないことがそのベースになります。

例えば一人暮らしをしても、生活に破たんを見せていないことです。

実際に一人暮らしをうまく切り盛りしている人ならまず問題はないと思います。

そうでない人は、現状をチェックしてみることが必要になります。

問題が明らかになれば、一つ一つ解決を目指していきましょう。

インスタントラーメンと柿の種ばかり食べている人なら、栄養の偏りという問題の所在は明らかです。

そして生活上の問題とは、みな解決可能なことばかりです。

何かに依存しない

自立した生活を送っている人は、何ものにも依存をしてしていません。

先に挙げた筆者の同僚のように、経済的には自立していても、精神的な依存は激しい、というケースは特別に注意が必要です。

本人には依存している自覚がまったくないからです。

彼の場合、結婚をして子供が生まれても、何ら変わりませんでした。

依存の対象も父親のままで、やはり変わることはありませんでした。

こうした場合における周囲との認識ギャップは、大変に大きなものがあります。

アドバイスをすることも難しい状態です。

余計なお世話と言われればそれまでだからです。

彼は結局離婚することになりました。

子どもの親権を争い、裁判を起こして敗訴しました。

人生の大事ばかり続きましたが、自分の意志でコントロールしているようには感じられませんでした。

どこまでも父親の影が付きまとっているとしか思えませんでした。

1人で行動をする

自立した生活を送るには、何事も一人で決断し、行動できていることが前提です。