これが不十分な場合には、すぐ周囲に流されてしまうことでしょう。
自分の意志でやっているつもりでも、実はそうではないことばかりになっている可能性が高いのではないでしょうか。
話は少し変わりますが、あるときテレビで健康関連の番組見ていたところ、自立という言葉を違う視点で使っていました。
自立して動けるイコール健康寿命という表現をしていたのです。
なるほどこれは1人で行動するということの、究極の解釈になるのかも知れません。
言葉の意味を再度考えさせてくれました。
責任感がある
自立した人間とは、自分の行動に責任を取ることが、その裏付けとなっています。
何事も人のせいにしない責任感あふれる人と言い換えてもよいでしょう。
ところが最近、日本の組織の中では、バランスの取れた人をあまり見かけないようです。
組織への帰順を拒否する、または過度に組織に依存する、のどちらかの傾向が強いように思われてなりません。
いずれの場合でも責任の取り方について深く考えることはなく、避けようとするタイプです。
バランスにはしっかり注意を向けておきましょう。
ただしそればかりでは、風見鶏と思われてしまいます。
それ以上の存在、責任感の強い、誰からも信頼される人間を目指しましょう。
感情をコントロールできる
感情をむき出しにする人は、とても自立した大人とは呼べません。
結局はこども扱いされ、軽んじるらることになってしまいます。
誰からも敬遠され、重要視されることはあり得ません。
マザコン男などはその典型といってよいでしょう。
感情とは出し入れ自由というわけにはいきません。
これは誰にとっても同じです。
しかし意志の力を用いて、コントロールすることはできるようになります。
ただしそのためには、目的意識をもって、修行(我慢)を重ねる必要があります。
とても一朝一夕に達成できることではありません。
感謝の気持ちを持つ
自立した人は、自立してるがゆえに、さまざまな人に支えられて生きていることを、よく理解できています。
そして折に触れ、感謝の気持ちを表すことも忘れません。
それを表現することの重要性もまたよく理解しています。
感謝の気持ちは持つだけでは十分とはいえません。
機会をとらえて表すようにしましょう。
この呼吸は男女の関係にも当てはまるものです。
パートナーの扱いとも共通するものがあります。
流されない
自立している人は、周囲の勢いやブームに流されしまうことはありません。
そのために最も大切なことは、NOと言える勇気を持っていることです。
曖昧な表現をせず、何事もはっきりと意思表示をしましょう。
それによってまず、他人依存体質の人を遠ざけてしまいましょう。
同じような人たちと群れてばかりいると、確実に流されてしまいます。
そして自分の意に反することもやらざるを得なくなっていきます。