つまり、「きっかけ」は受動的ではなく能動的なものであり、それによって喜びや楽しみを覚えて、自分もできるという思いが生まれ「やる気」を生じさせるのです。
決めるのはあなたです。
あなたが自分自身で判断したことにより「やる気スイッチ」が入ったと言えるでしょう。
それでは次に「やる気スイッチ」を説明します。
やる気スイッチとは?
突然何かをしたくなり、そのためにいろいろ調べたり、達成したあとの姿を想像しただけでワクワクしたことはありませんか。
実はそれが「やる気スイッチ」です。
そのような状態になっているということは、あなたのやる気スイッチは押ささっています。
やる気スイッチが入れば、あとは目標達成に向かうだけです。
常にワクワクしている状態なので、目標達成に向かうことは苦ではありません。
この目標に向かうことでワクワクしている状態がやる気スイッチが入った状態と言え、あなたの人生を豊かにする要素でもあります。
自分に合うスイッチを見つける
それではどうすればそのやる気スイッチを見つけてスイッチが入った状態にできるかと言いますと、それは日々の行動であなたが楽しいと思ったこと、してみてなんだか笑顔になれたとか、そんなことからやる気スイッチが入る可能性があります。
よくやる気スイッチを見つけるのが旨い人は、楽しい未来を考えている人が多いです。
逆に見つけるのが難しい人は過去にこだわっている人が多い傾向にあります。
それは、未来を想像することでそこへ向かうおうとする気持ちが発生し、あーなったら嬉しいな、楽しいだろうなという気持ちが生まれてワクワクし、その目標を達成しようと考えいろいろと取り組むようになります。
過去を見ている人は、過去にこうだったから、これはこうなる。
過去に俺はこうだったから、これは俺には向かないなど、決めつけ傾向になってしまい、先へ進めず目標も見えないのでやる気スイッチが入りづらいです。
つまり、自分に合うスイッチを見つける方法としては未来の自分を見ることです。
あとは、楽しいことや喜んだことをまとめておき、自分はこんなことをすると喜ぶんだと言うことを知れば、やる気スイッチを入れることができますよ。
それでは、続いては目標達成に必要なやる気スイッチの種類を説明します。
あなたにあったやる気スイッチを見つけましょう!
やる気スイッチの種類
やる気スイッチには大きく分けて5種類あると言われています。
ただ、これはあくまでの考えで、研究者によっては3種類と言う人もいれば、7種類など様々です。
今回は一般的に広まっているタイプと考えて5種類のタイプで説明致します。
1.多様性タイプ
このタイプの方のやる気スイッチは、自分のスキルを様々なことに使用することでスイッチがONになります。
逆に単調、単純な作業などの反復ではやる気スイッチが入りません。
多様性と言う言葉の通り、様々なことにチャレンジすることで自分のスキルをフルに発揮できるタイプなので、企画や交渉術などのお仕事に向いています。
常に変化を求める方に多いタイプと言えます。
2.一貫性タイプ
このタイプの方のやる気スイッチは、自分のしていることが目標達成の一部になっているとわかるとスイッチがONになります。
すべてを把握したいタイプで、自分の仕事が目標達成のために必要なことだとわかると一気に進めてしまいます。
逆に自分のしていることが目標達成の一部になっていないとモチベーションも上がらず、スイッチがONされません。
全体を把握し、目標に向かっていることがわかると喜ぶタイプの方に多いスイッチです。
3.有意味性タイプ
このタイプの方のやる気スイッチは、自分のしていることが相手に役にたっていると実感するとスイッチがONになります。
相手の反応を気にしてしまう傾向がありますが、単純な作業でもありがとうと言われると喜びを実感します。
アシスタントタイプな方で、事務や接客などのお仕事が似合うと思います。