しかも俳優業よりも声優の方が接する人が限られているのも良いところです。
俳優業だと関わる人が多いので、人間関係も広い範囲で持たなければいけませんが、声優はイベント事でもない限りは同じ声優のレギュラー陣、ゲスト声優、プロデューサーと数名のスタッフ、原作者等の限られた人数ですからコミュニケーションが苦手なADHDの人には俳優業よりも声優の方が向いているのです。
WEBプログラマー
ないと困るくらいにインターネットが普及されている現代ですが、そのインターネットの様々なコンテンツは全てプログラムで動いていますよね。
webプログラマーはそのプログラムを構築していくのが仕事です。
プログラムによって使いやすさ、見やすさなどが違ってきます。
ショッピングサイトが一番わかりやすいと思うのですが、どれも似たようでいて個性がありますよね。
webコンテンツはしょっちゅう閲覧されますから、使いやすさも大事ですが、飽きないように配慮することも大切なんです。
ですから常に新しいことを模索し、即座に実行していかなければなりません。
この点がADHDに向いていると言えます。
スポーツカメラマン
スポーツカメラマンがおすすめな点は二点あります。
まず一つ目はスポーツカメラマンがオフィスワークではなく現場仕事だという点。
ADHDの人は一つの場所に留まっている仕事よりも、今日はこの現場、明日はこの現場、とあちこち飛び回るような仕事の方が向いています。
スポーツカメラマンは選手のいるところへあちこち追いかけ回らないといけませんから最適と言えます。
そしてもう一点はスポーツカメラマンの仕事は一瞬を捉える一点集中型の仕事です。
一番良い姿を捕えなければいけない緊張感と集中力が必要とされます。
長期的に緊張感や集中力を保つことが難しいADHDの人は短期的な集中力に関してはずば抜けて凄いのです。
スタントマン
ADHDの人が常に求めているのは刺激です。
刺激のない人生なんて考えられなんです。
ですからサーファーもそうでしたが、ADHDの人はリスクの高いことが大好きです。
スタントマンも身を張って演技に挑みますよね。
過激なアクションはどんなに経験豊かなスタントマンであっても怪我をしたり命を落としてしまう可能性だってあります。
いつどうなるかわからない、そんな状況はADHDの人にとっては刺激的でワクワクするような状況です。
スタントマンなら常にこの興奮を味わっていけます。
バーテンダー
バーテンダーに求められるのはテクニックとセンス、コミュニケーション能力です。
カクテルを作るのがバーテンダーの代表的な仕事ですが、そのカクテルは基本的なものの他に、お客様の好みに合わせ、バーテンダーがオリジナルで調合する場合もあります。
その場合は当然、バーテンダーのセンスが問われます。
センスを問われるような仕事は探究心を持っている、突発的な行動が取れるADHDの人にはとても向いていて、能力を活かして活躍できる仕事でもあります。
ルポライター
ADHDの特徴を把握していればルポライターという仕事がいかにADHDの人に向いているかということは予測がつくことでしょう。
ルポライターに一番求められるのは情報力です。
ルポライターは出版社や新聞社に取材を依頼をされることが多いのですが、どの出版社も新聞社も当然のことながら他紙よりも優れた記事を求めています。
他紙よりも優れた記事を書くためには取材のネタに関わる場所をしらみつぶしに訪ね、取材し、誰よりも多くの情報を手早く手にいれなければなりません。
好奇心が旺盛なADHDの人は謎解きが大好きですし、アクティブかつエネルギッシュ。
ルポライターの素質は充分だと言えますよね。
自衛隊
国を守るため、世界各国との繋がりを保つために必要であれば他国の戦場に赴き、支援物資を届けたりもする自衛隊。