常に目新しいことで一杯の職場というわけですから飽きっぽいADHDの人に向いている職業と言って良いでしょう。
ADHDに向いている仕事の特徴
幾つか職業の例を挙げてみましたがいかがでしたか?
どの職業もADHDの特性を活かせる仕事でしたよね。
もちろん他にもまだまだADHDの人に合った職業はあるんです。
ADHDの人が仕事を選ぶ上でポイントになる点をご紹介しますので、気になっている職業があるけれど少し不安だと感じているなら、ポイントに当てはまっているか是非チェックしてみてください。
但しADHDだからと言って全ての項目に自分が当てはまる訳ではないという点は注意して下さい。
人によって程度も違いますし、多動性が強い人、衝動性が強い人、不注意性が強い人、全ての要素が強い人などそれぞれです。
例えば一般的にはAHDHの人はコミュニケーション能力が低いとされていますが、黒柳徹子さんは徹子の部屋でもお馴染みで決してコミュニケーション能力が低いとは思えませんよね。
そう言ったことも踏まえて、ポイントを確認しつつ自分にあった職選びをしてみると良いでしょう。
ワクワクする仕事
まずADHDの人の特徴として、自分が楽しいと感じるものにしか興味を持てないし動けないというのがあります。
それはつまりワクワクできるかどうか。
仕事をしていても何か常に刺激があって「こうしたらどうなるんだろう?」とか「次は何が起こるんだろう」と感じられる様な仕事です。
リスクがある仕事
リスクがある=刺激。
とADHDの人は捉えます。
ご紹介した職業の中のサーファーやスタントマンが正にこれに当てはまる仕事です。
とにかくADHDの人は好奇心が旺盛で、目移りしやすいのが特徴です。
何か興味深いことを見つけると例え何か別のことをしている最中であってもそちらに注意が向いてしまいます。
常に刺激を感じられる職業であれば目移りすることもなく仕事を楽しめるのではないでしょうか?
状況が刻々と変わる仕事
端的で単調な状況や作業はADHDの人が最も苦手とするものです。
ですから状況が常に変わるような仕事、ご紹介した中では声優やルポライター・営業など演じる仕事やデスクワークではなく外で動き回るような仕事が向いています。
今まで自分は人付き合いが苦手だからと事務職ばかりしてきたADHDの人が思い切って営業職に転職したらイキイキと働けるようになったという人もいますよ。
突発的な行動に対処できる仕事
ADHDのお子さんにおもちゃを渡すと説明書に書かれているような一般的な遊び方の他に誰も思いつかないような、親がビックリするような遊び方をする時があります。
「こんな使い方をすると壊れるかも」と躊躇するような思慮深さはなく、楽しそうだと思えば突発的にやってみてしまいます。
ですから結果的におもちゃを壊してしまうこともしばしば。
「どうして大切に使わないの?」「正しい使い方をしなさい!」と幼少時代に怒られた経験のある方もいるのではないでしょうか?
親としては困った行動ではありますが、これは見方を変えれば大きな可能性を秘めていますよね。
例えば偉大な発明は「そんなことできるわけない」「そんな突拍子もないこと実現するわけない」と大抵馬鹿にされることが多いですよね。
それは頭の中に先入観があるからです。
ADHDの人は失敗を恐れずにチャレンジできる一面を持っています。
先入観にとらわれることがないんです。
だから例えばデザイナーの仕事だったら誰もが考えつかないようなデザインを生み出したり、マネージャー業や営業なら目新しい売り出し方法を考えついたりと言った誰にも真似できないことを考えつくと言う強みを持っているとも言えます。
瞬発力を発揮できる仕事
我慢が得意でないADHDの人は思い立ったが吉日。
会議で何か良いアイディアが生まれたら「じゃあ早速やってみよう!」とすぐに動くことができます。
ですから意外にもリーダーに向いていたりすることもあります。