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ニックネームを相手につける効果と、...(続き3)

始まりは、両親かもしれません。

可愛くて仕方のない娘を、呼び捨てではなく愛情を込めて、あやなちゃんなら、「あーちゃん」などと呼びかけるようになります。

幼稚園の先生も、女の子には「ちゃん」、男の子には「くん」を名前に付けて呼びますね。

ですから女の子は大きくなってからも、そのように呼ばれることに抵抗がないと言われています。

むしろ嬉しく感じることが多いようです。

それだけでなく、女性がファーストネームで呼ばれると、美しさを作り出すホルモン、オキシトシンの分泌量が増えるそうです。

ですから、女性のことは、どんどんファーストネームにちゃんを付けて呼んであげましょう。

ただ、「小さい頃はなんて呼ばれていたの?」「〇〇ちゃんと呼んでもいい?」などと、礼儀正しく確認してから呼ぶなら、呼ばれる本人はさらに嬉しくなるでしょう。

名前を略する

日本には、一般的な名字や、人気があり、よく使われている名前もあります。

ですから、クラスや会社で名前がかぶることもありますよね。

そんな時に、個人を認識するためによく使われるテクニックが、名字と名前の一部を省略してドッキングする方法です。

そうすることにより、オリジナル感が出て、親しみのあるニックネームになります。

佐藤さんや田中さんという名字は、非常に多く存在しているので、それだけで呼ぶと、大勢の中に埋もれてしまいがちですか、「サトエリ」「タカミナ」などと言われると、ぱっと顔が浮かびますよね。

このように名字の一部と、名前の一部をくっつけるのも、立派なニックネームといえます。

しかも、程よい距離感と、フォーマル感を保ってくれるので、男性でも女性でも、さらには立場に関係なく使いやすいと言う特徴もあります。

ですから職場でもどんどん使っていきましょう。

木村拓哉→キムタク

この方法で付けられた最も有名な、日本の芸能人は「キムタク」こと、木村拓哉さんでしょう。

ジャニーズ事務所のアイドルとしてデビューし、SMAPとしてグループでも活躍されましたし、個人でも、映画やドラマに引っ張りだこでした。

木村さんと呼ぶのも、卓也さんと呼ぶのも、どちらもあの木村拓哉でないと感じてしまうほどに、「キムタク」という愛称は親しまれています。

そして、この方法のメリットは、フルネームも覚えておきやすいということです。

キムタクと言えば、木村拓哉と、9割の方がフルネームを言えるのではないでしょうか。

一方、同じ事務所の後輩である、山下智久さんは、「山P」という愛称で親しまれ、同じようにドラマや歌手として活動され人気もありますが、「山Pのフルネームって何だっけ?」「山下・・・?」となる方が多いように感じます。

好きなものからつける

その人の好きな物で呼ぶというのは、呼ばれる方にとっては嬉しいことですよね。

好きな物には、色、食べ物、乗り物、アイドル、教科、など様々な分野があります。

そしてどの分野もニックネームになり得ます。

例えば、ピンクがすごく好きで、いつもピンクの服を着ていたり、小物をピンクで揃えていると「ピンクちゃん」と呼ばれるかもしれません。

さらにそこから発展して、ピンクを良く着ている芸能人の林家ぺーさんパーコさん夫婦を連想され、「パーコ」と付けられるかもしれません。

また食べ物もよく使われます。

特に変わった物が好きな場合は、一発でそれがニックネームになる可能性があります。

たとえば、好きな食べ物の話をしていて、もずくが好きと言ったら、即「もずくちゃん」と呼ばれるようになった人もいます。

このようにその人が好きな物は、よく身に付けていたり、話題にしたり、食べていたり、周りの人から見てその人を連想できるほどになると、ニックネームとして使われるでしょう。

花が好き→花ちゃん

こんな可愛い理由で「花ちゃん」と呼ばれるなんて素敵ですね。

ニックネームはその人の人となりや、雰囲気も加味されて付けられることがあるので、どうせなら可愛い物や、かっこいい呼び名になるように、色々なことにアンテナを張って、素敵なものを見つけられるように、自分磨きもしたいですね。

好きなことをニックネームとする方法として、少しひねった付け方があります。

それは、名前や住所に、好きな物をくっつける方法です。