ですから、それらの特徴的な要素のどれかを持っているなら、ニックネームとして「日村」、また日村さんのコンビ名である「バナナマン」と呼ばれるかもしれません。
どちらかと言うと、「バナナマン」の方が、フルーツが入って可愛らしいと言うか、少し悪口要素が薄まるので、あだ名としては使いやすいでしょう。
このように、芸能人に似ていることから派生して、コンビ名やユニット名、その人の持ちネタや、代表作に関連した亜あだ名がつくこともあるでしょう。
似てるキャラクターでつける
世界に誇るアニメ技術を持っている日本では、たくさんのキャラクターが生み出されています。
そしてアニメは、幅広い世代で愛されているので、ニックネームとして使いやすいと思います。
例えば、元柔道選手で現在は議員さんの谷良子さんは「柔チャン」という愛称で親しまれました。
これは柔道ブームの火付け役にもなった漫画「YAWARA」の主人公、猪瀬柔からとられました。
小柄で可愛らしい女の子が、強敵に立ち向かい勝ち進んでいく漫画のキャラクターが、谷選手にピッタリ合致したからこそ、国民から親しみを込めてそのように呼ばれました。
個人的につぼにはまった、キャラクターを使ったニックネームは、命名の達人である有吉さんが、元サッカー選手の竹田修宏さんのことを「スケベなタラちゃん」と名付けたことです。
タラちゃんとは、あの国民的アニメ「サザエさん」に登場する、可愛らしい子タラちゃんですが、確かに武田さんは、髪型や頭の形、リアクションなどがタラちゃんに似ていますよね。
さすが、有吉さんです!
いつも眠そうな目→ガチャピン
ガチャピンも、日本人の半数以上は知っているであろう「ひらけ!ポンキッキ」に出てくる、有名なキャラクターですね。
丸い顔、眠そうなたれ目、出っ歯が特徴の緑色の恐竜です。
知名度が高いキャラクターだけに、タレントさんでも「ガチャピン」というニックネームがついている方は多いです。
例えば、AKBの峯岸みなみさん。
丸顔に、くりくりだけど少し重そうな目、大きな前歯、写真によっては本当にガチャピンに似ています。
ご本人も嫌がったり、否定することなく、ガチャピンの着ぐるみを着ておどけたりしているので、女性に対してガチャピンと言っても、そんなに気を悪くしないのかもしれません。
また、かなりの美人で、モデルや女優として活躍されている香里奈さんも、ガチャピンに似ていると昔から言われており、ご自身も親近感を覚え、ガチャピングッズを集めたり、昔のいいとものコーナー「テレフォンショッキング」のお友達紹介で、ガチャピンを紹介するほどに、そのニックネームを受け入れられています。
キレイな方々が、恐竜であるガチャピンに似ていることをこんなにも自然に受け入れられていることに、ガチャピンの高感度の高さと、ニックネームには愛がこもっていることを思い知らされます。
名前にプラスする
元々の名前に、「ちゃん」でも「くん」でもない、「っぺ」や「っち」「たん」などを付けてニックネームにすることもできます。
このような呼び方は、より濃い愛情や、信頼関係がある場合にのみ成り立つ愛称だと思います。
よくカップルが「〇〇タン」などと、二人に同じ語尾を付けて呼び合っていることがありますが、二人の世界と言う感じですよね。
しかし、恋人同士なのだからそれでいいのです。
他の誰も呼ばない、自分達だけの呼び方をしたいと思いついたのかもしれません。
たしかに、〇〇ちゃんや、〇〇君とは、学校の先生でも、薄い付き合いの友達でも呼びます。
ですから、私は特別の存在であることをアピールしたい場合や、二人にしか分からない秘密を共有したい時などは、〇〇タンなど、二人だけで呼び合うのが楽しいかもしれません。
「たん」だけでなく、他にも名前の後に付けれる可愛らしい音を見てみましょう。
カナ→カナっぺ
なぜ、「〇〇っぺ」と呼ばれるようになったか、理由が分かる人は少ないと思いますが、多用されている愛称の一つだと思います。
決して田舎っぽくない子にも使われているので、地方のなまりからとられたかどうかは定かではありません。
どんな意味があるのかもよく分かりませんが、っぺと付けることにより、ぐっと親近感がわくことは確かです。
特にスタイリッシュな人や、クールな人がこのようなニックネームで呼ばれていたら、緊張感がほどけて、近づきやすくなるのではないでしょうか?似ようなものに「っぴ」「っち」もあります。
️ニックネームをつけてあげよう!
ニックネームを付けると、親近感が生まれて、すぐに仲良くなれたり、名前を覚えやすいなどのメリットがあることが改めて分かりました。
また、個性を生かすネーミングをするなら、付けられた方も嬉しく感じたり、愛情の表現にもなることも分かったので、家族や友人に、積極的にニックネームを付けてみましょう。
付け方のポイントも、考えましたが、本名をもじったり、似ている芸能人やキャラクターから付けたり、好きな物や得意な物から付けることもできます。
みんなが共感し、付けられた人にとっても、嬉しいニックネームを考えるには、日常の観察や、相手に対する誠実な関心が役立ちます。