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タフとはどういう意味?タフな人の7...(続き2)

分からないことがある時には、人にあれこれと話を聞いて回るのではなく、自分で可能な限り情報収集したり、直接相手に尋ねたりして確認します。

基本的には自分で見聞きして判断したことを信じていますので、他人から入ってくる噂話や信憑性のない話を信じ込むことも、それに振り回されることもありません。

そのため、どんなに周りがパニックになっている時でも、一人落ち着いている姿が目立ちます。

誰しも不安な時にはデマや信憑性のない情報に振り回されることが多いので、そういった人たちから見れば、タフな人の姿は非常に落ち着いて、頼もしく映るでしょう。

3.ありのままの自分を受け止めている

タフな人は自分の落ち度やミスをきちんと認めることが出来ます。

また、自分に何が出来て、何が出来ないのかをきちんと理解して、その上でありのままの自分の姿を受け止めていますので、無理に背伸びをすることがありません。

他者に無理に自分を良く見せようとしたり、虚勢や見栄を張ったりすることもありません。

出来ないことがあれば、恥ずかしがることなくそれを「出来ない」と堂々と人に告白出来る強さを持っています。

出来ることは自信を持って行動し、出来ないことには決して無理をすることがありません。

だからこそ、日頃の行動も周りから見てまったく危うい部分がなく、安心して仕事や頼み事を任せることが出来ます。

さらには、出来ないことに対しても、それで諦めることなく、少し努力をして自分に出来そうだと思えば可能な限り取り組みます。

しかしどうしても自分には無理だと思えば、さっさと見切りをつけて諦める切り替えの早さも持ち合わせています。

ありのままの自分を受け止めているということは、それ以上自分を無理に飾ることがないということです。

それは、周りの人から見た時に非常にその人の本質が分かりやすいとも言えるでしょう。

4.メンタルが安定している

タフな人は強い精神力を持っているため、基本的にメンタル面が安定しています。

周囲の憶測や噂話などにいちいち振り回されることがなく、どんな時でも自分の物差しで物事を捉え、冷静に判断することが出来ます。

要するに、軸がぶれることがあまりないのです。

そのため、必然的にメンタルも安定しているというわけなのです。

例えば危機的な状況に陥った時、メンタルの不安定な人はパニックを起こしやすいです。

何がどうなったのか、自分が何をすれば良いのかもまったく理解出来ずに、ただ騒ぎ立てたり、泣きわめいたりすることしか出来ません。

一方でタフな人は、動揺や戸惑うことはあっても、自分を見失いパニックに陥ることまではありません。

戸惑いながらもなんとかその危機的な状況から脱しようと、周りや自分の置かれている環境について頭を働かせて整理し、今自分にとって必要なことは何かを考え出します。

メンタルが安定していると、困難な出来事にぶち当たった時でもいち早く冷静に頭を使って行動することが出来るのです。

そのため、非常事態に陥った時には、タフな人が周囲を励まして引っ張るリーダー役となることも多いです。

5.愚痴や文句を言わない

タフな人は、愚痴や文句を言うことがあまりないです。

とはいえ同じ人間ですので、理不尽な目に遭えば不満の一つも感じますし、時には愚痴を言いたくなることもあるでしょう。

しかし、それをいちいち人前で公言するようなことはありません。

精神力の強さゆえ、簡単に弱音を吐くこともないのです。

愚痴というのは、現状に対する不満の表れです。

タフな人は、愚痴を零す暇があったら、その不満をどうにかしようと行動します。

愚痴はある意味では未練がましさや、断ち切れない執着の表れの行為でもありますので、タフな人はそれをぐだぐだと引きずることはありません。

愚痴や不平不満、文句を言っている暇があるのなら、それをどうにかするために行動します。

それでも、どうしようもならない事態になれば、潔く諦めてさっさと次のことへと頭を切り替えます。

つまらない不満にいつまでも心を引っ張られていることはないのです。

また、どうしても愚痴や文句が沸いて仕方がない時には、本当に親しい間柄の人や、身内にだけしかそれを零しません。

不必要にあちこちで愚痴を零すと自分の立場を不利にするだけだということを、よく理解しているからです。

愚痴は適度に吐き出せばストレスの発散になりますが、吐き出し続けているとネガティブな感情に陥りやすくなります。