知っている人は知っている、知らない人は知らない「黒電話」って知っていますか?昔は、多くの家庭に必ず1台は置いてあったものです。
しかし、現代になってからその姿は、消えつつあります。
しかし、そうやって消えていってしまっている黒電話ですが、レトロ好きな方たちによって、その魅力が再び見出されるようになりました。
レトロ好きな方にとっては、あの黒電話のフォルムや音などがたまらないんですよね。
しかし、黒電話の存在を知らない若者にとっては「いったいなんのこと」なんて思ってしまいがちです。
それに黒電話を見ても、なんの魅力を感じることが出来ないかもしれません。
また、あまり見ることのなくなった黒電話が再利用されることになっていたり、新しい黒電話が生産されているという事実もあります。
この記事では、黒電話とはそもそもどのような電話なのかをお伝えした上で、黒電話を使うことのメリットやデメリットをご紹介していきます。
また、それらを読んでどうしても黒電話を手に入れたいと思ったのであれば、黒電話を手に入れる方法までご紹介していますので、そちらを参照してみてください。
知っているようでなかなか知らない黒電話の秘密を見ていきましょう。
黒電話って知っていますか?
あなたは、黒電話って知っていますか?この質問をすると、若者であればあるほどその存在を知らない方がいるのではないでしょうか。
また、幼い頃に使ったことがあるなんて方もいらっしゃるかもしれないですね。
そんな黒電話ですが、ここ数年では一般家庭には置かれなくなりました。
黒電話の代わりにファックスや留守電を登録することのできる電話が主流になっていますよね。
あなたのご自宅には、どのようなタイプの電話機があるのでしょうか。
もしも、黒電話と答えた方はとても珍しいはずです。
だって、黒電話はほぼ使われなくなっているのですから。
黒電話について知っている人は、その形を見たことがあるだけであって使ったことがないかもしれませんね。
また、黒電話の存在を全く知らない方は、どのようなものなのかイメージすることすら難しいのではないでしょうか。
ここでは、黒電話とはいったいどのようなものなのか基本的なことを見ていきましょう。
ダイヤル式の固定電話
現在、一般家庭などで使われている電話機というのは、ほぼボタン式の固定電話になりますよね。
または、固定電話を使わずに携帯電話やスマホで済ませている方もいるかもしれません。
しかし、黒電話というのは、ボタンをプッシュして電話をかけるのではないのです。
ダイヤル式になっているんです。
ダイヤルとは、円の周りに数字がかかれ、そして穴があいています。
押したい番号のところに指をいれ、回すのです。
その繰り返しで電話番号を入力します。
このような一見、複雑にも見える電話のかけ方ですから、初めて黒電話を見た方はそれを使いこなすことが出来ません。
だって、どのように使えばいいのか分からないからです。
あいている穴に指を入れて、押すしぐさをしても現代の電話のように「ピッ」ともなりません。
それに全く反応しません。
ダイヤルを回さなければ意味がないのです。
有名な歌に「ダイヤル回して、手を止めた…」なんていう歌詞がありますよね。
これは、好きな人に電話をかけようとしている。
ダイヤルを回したら、その人へ電話がかかってしまう。
だから、途中でダイヤルを回すのをやめてしまったことを指しています。
今では、最後まで電話番号を入力しなかったのと同じことになりますね。