また、スマホのように充電する必要もありませんから電池切れを心配することもありません。
ここ数年、日本の震災や自然災害が増えています。
そのようなときに一家に一台だけ黒電話があるだけで必要なときに必要な情報を得たり、電話をかけることができるんです。
スマホでは、電波が悪くてなかなか通じないことがあるかもしれません。
でも黒電話は、その心配はないんですよ。
電話線と電話局が無事なら通話可能
なぜ心配がないかといいますと、電話線と電話局だけが無事であるならば通話することができるからです。
電気をつないで電話することができる世界に生まれた方にとっては、なかなか理解できないかもしれないですね。
現在多くの家庭で使われているプッシュオン式の電話機は、電気コードと電話線をつなぐことによって電話をかけるおことができています。
もしも想像しがたいのであれば、ご自宅の電話機に繋がっているコードを確認してみましょう。
よく見る電気コードと電話のためのコードがついているはずです。
その電話線と電話局が可能であれば、電話をすることができるんです。
現代に使われているプッシュオン型電話機でも、電気コードがつながっておらず、電話線がつながっている場合は、電話がなることがあります。
また、どちらにせよ、電話局が作動していないと電話をすることができません。
そのため、甚大な被害をもたらしている災害時は、電話が使えないこともあります。
電気代がかからない
また、黒電話は電話代がかかりません。
現在、多くの家庭にある電話機は長電話をするとその分だけ電話料が発生してしまいますよね。
しかし、黒電話はその電話料金が全くかからないんです。
大手携帯キャリア会社などは、通話料競争をしてる現代ですから、そのようなことを言われてもなかなか信じることができないかもしれないですね。
嘘のようで本当の話なんです。
黒電話のデメリット
では、黒電話を使うことのデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?物事の良い面を見たら、同じくらいに悪い面もチェックしておきたいものです。
これから黒電話を使おうかと考えている方は、そのようなデメリットがあるのかを確認しておくべきです。
そのデメリットを確認したうえで、これから使用するかどうかを考えてみましょう。
音量が調整出来ない
現代の家庭にあるようなプッシュオン式電話機、または個人が手にしているスマホなどは、電話を受信したときにその音量を変更することができますよね。
そのおかげで公共スペースでは音量を静かにしたり、マナーモードに変更することができます。
また、メロディを変更したりして自分のオリジナルの電話機を作り上げることが出来ますよね。
しかし、黒電話にはそのような機能はついていません。
そもそも音量変更ができるのは、デジタル化したおかげだからです。
黒電話はデジタルなものではありませんから、そのように変更することは出来ないんですね。
黒電話の電話を受信するときの音は「ジリリリリリ」とうるさいことが多く、夜中でもなんでもその音を聞いたら飛び起きてしまうほどです。
現代では、自分の好きなときに音量を上げたり下げることができるため、現代人にとって音量調節できないのは少し物足りないかもしれません。
ナンバーディスプレイがない
現代の固定電話機やスマホなどには、どんなものであってもナンバーディスプレイが表示されるようになっています。
そのため、自分がどこまで番号を入力したのかをひとめでチェックできるようになっているんです。
しかし、黒電話にはそれがありません。
そのため、どこまで電話番号を打ったのか分からなくなってしまうものです。
また、現代のナンバーディスプレイはそのように打ち間違いを防止するだけではなく、あらゆる機能を使うためにも使用することができるんです。