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労いの言葉として伝えると感動を与え...(続き2)

また、子どもも同じです。

お母さんを助けたくて、不器用ながらに家事を手伝ってくれます。

仕上がりは完璧とまではいかないでしょうけど、「ありがとう、お母さん助かるよ」と言葉にして伝えてあげましょう。

子どもはきっと嬉しそうな表情を見せてくれて、また手伝おうという気持ちが芽生えるでしょう。

無駄ではなかったと思える

「助かるよ」と言われると、自分も誰かの役に立てているんだという気持ちが湧いてきます。

誰の目にも留まらない雑事だったけど、その作業は無駄ではなかったと思えるのです。

仕事は「やって当たり前、できて当たり前」だと認識されていることが多いです。

掃除やお茶汲みは新人の仕事と決められている職場もあります。

そんな、やって当たり前とされているけれど、誰かの為になっている仕事をしている人には、ちゃんと言葉で感謝の気持ちを伝えましょう。

その人の今後のモチベーションにも影響しますし、そんな言葉を掛けられた新人は、自分に後輩ができたとき、きっと同じことをするようになるでしょう。

3、「お疲れ様」

労いの言葉としてよく使われるのが「お疲れ様」です。

この言葉は、退社時の挨拶として当たり前になっているほど、労いの言葉として世間に浸透しています。

会社ではよく使うワードですが、心を込めて「お疲れ様」と言ったことはありますか?

大きな仕事をやり遂げた方へ、毎日仕事を頑張っているご主人へ、育児に家事に1年中休まず働いている奥様へ、是非心を込めて「お疲れ様」と言ってあげてください。

きっと疲れが吹き飛び、また明日からも頑張ろうと思えるでしょう。

クタクタの身体にパワーが湧いてくる

大切な人、信頼している人からの「お疲れ様」は、不思議と疲れがとれたように気持ちが軽くなります。

そしてまた次を頑張るためのパワーが湧いてくるのです。

労いの言葉は、疲れ切った人を回復させるのに何よりも効果があるかもしれません。

4、「頑張ったね」

「お疲れ様」と同様にパワーをもらえる言葉として「頑張ったね」があります。

「お疲れ様」は主に大人同士で使うことが多いですが、「頑張ったね」は子どもに対しても有効な労いの言葉です。

子どもだって毎日頑張っています。

苦手な野菜を食べた、お手伝いをした、宿題をした、どんな場面でも「頑張ったね」と言ってあげると、子どもはやる気を出し、また明日も継続して頑張ることができます。

認められたと思える

「頑張ったね」と褒められることは、大好きなお父さん、お母さんに認めてもらえたということです。

テストで100点を取ったときだけでなく、結果はどうであれ最後まで一生懸命頑張った時には是非、「頑張ったね」と子どもを認めてあげてください。

会社でも同じです。

プレゼンに勝てなくても、それまで努力していた姿があるなら、「頑張ったね」という言葉で労ってあげてください。

その経験が、次の仕事へのエネルギーになるはずです。

5、「ご苦労様」

ありがとうと同じような意味の言葉に「ご苦労様」があります。

共に感謝の気持ちを伝える言葉ですが、ご苦労様は目上の人が目下の人に対して使う労いの言葉です。

とりわけ職場などでよく使われる言葉ですので、若干業務的に感じられるかもしれません。

そんなときは、「ありがとう」と伝えましょう。

その方が感謝の気持ちが相手に伝わりやすいと思います。

お仕事から帰ってきたご主人にも、「ご苦労様」ではなく、ぜひ「いつもありがとう」と言ってあげてください。

同じ意味の言葉でも、「ありがとう」の方があなたの気持ちがより伝わるでしょう。