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労いの言葉として伝えると感動を与え...(続き3)

6、「大丈夫だよ」

相手に安心感を与える言葉が「大丈夫」です。

失敗するかもしれない、負けるかもしれない、相手が不安な精神状態の時はぜひこの言葉を掛けてあげてください。

この言葉には気持ちを安定させてくれる効果があります。

高い壁に立ち向かっていかなければならない時や、失敗したら仲間に迷惑をかけるかもしれない時、人は極度の緊張状態に陥ります。

そんな時に、同僚や仲間に「大丈夫だよ」と声をかけてもらえると、気持ちがポジティブになり、一歩踏み出す勇気が湧いてきます。

自分は一人ではないと思えるのです。

心の支えになる

人が行動を起こすとき、その人の精神状態はその後の結果を大きく左右することがあります。

自信を持って挑んだときと、悪いことを考えながら行動した時とでは、真逆の結果になることもあるでしょう。

自分に自信がない人にこそ、この「大丈夫」という言葉が必要です。

この言葉は、見えない手で相手の背中を押してあげることができ、前に進み続けるための心の杖になります。

転びそうになった時、きっとあなたからの「大丈夫」の一言を思い出して、また立ち上がることができるでしょう。

7、「よくやったね」

仕事をやり遂げた時、上司や先輩から言われる最高の誉め言葉は「よくやったね」です。

そこにたどり着くまでには色々な苦労や困難があったことでしょう。

その頑張りを認めてもらえたということだけで、「やってよかった」「次も頑張ろう」という気持ちになれます。

お子様に対して言葉をかけてあげるときも、結果云々よりも最後までやり遂げたことを褒めてあげることで、諦めないことは大切なことなんだということを教えてあげることができます。

心が楽になる

誰しも最高の結果を目指して努力をするものです。

あるいは誰かの為に頑張ることもあるでしょう。

ですが、その結果が思うとおりにならなかった場合、結果が残せなかった責任感や、叱責の念に駆られてしまうことがあります。

そんな時、「よくやったね」と声を掛けてもらえると、人は心が軽くなります。

決して手を抜いたわけではない、十分頑張ったことを認めてもらえたという事実が、人の気持ちを楽にするのです。

8、「最高だったよ」

これは結果を最大限に褒める労いの言葉です。

物事に取り組むときは誰しも、最高の結果を出そうと努力します。

最初から適当にこなそうという人はほとんどいないでしょう。

その努力と結果を両方まとめて褒めてもらうと、努力が報われたような気持ちになります。

毎日手料理を作ってくれている奥様の料理をちゃんと味わって食べていますか?

毎日でなくても、少し手が込んでいそうな料理が出てきたときは、長い時間をかけて作ってくれたことに敬意を表し、「最高だったよ」と伝えてあげてください。

奥様の苦労が一気に吹き飛び、作ってよかったと思えるでしょう。

やってよかったと思える

辛くてしんどいことから逃げ出したくなるのは当たり前です。

それでも放り出さずに最後までやり遂げた結果を褒めてもらえたことは、その人にとって大きな成長につながり、この仕事をやってよかったといういい記憶が脳に残ります。

その記憶が次の課題へのモチベーションとなり、難しい問題にも逃げずに取り組めるようになります。

9、「諦めないで!」

オリンピックでメダルを獲得した人達は、失敗も辛い経験もしたことがない人はいません。

大きな怪我をしたり何回も予選落ちをしたりと挫折を味わった人もたくさんいます。

華やかな表彰台の上に立って、にこやかな表情をしている陰では、苦しい努力を積み重ねてきたのです。