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辛抱をするための10個の考え方や方法(続き2)

我慢するということを表現したいときに使われる言葉が辛抱なのです。

ただし、我慢はただただ耐えるという意味に使われることもありますが、辛抱の場合には、何か目的があってそれに耐えているというような意味に使われることもありますね。

我慢は、その場の辛いことをやり過ごすという意味になります。

ですが、辛抱の場合には、その辛い時間が去った後にやってくるもののために耐えるという意味になるのです。

このほかにも、辛抱は忍耐という言葉と似ていますね。

忍耐の場合には、どちらかというと、辛いと感じることが自分の心であったり精神的なものである場合に使われることが多いようです。

️辛抱するための10個の方法・考え方


ただただ辛いことに直面して我慢しているだけでは、「辛抱」がさらに辛くなってしまいます。

どうせ同じ辛抱をしなければいけないのなら、楽に辛抱ができるようになった方が良いでしょう。

辛抱するためにはどのようなことを考え、どのようなことをするべきなのでしょうか。

辛抱をするための12個の方法について見てみることにしましょう。

自分に合った辛抱の方法を見つけることができたのなら、人生を楽に生きることができるかもしれませんね。

目的をはっきりさせる


辛い状況を辛抱するために良い方法の一つとしては、目的をはっきりさせるということが挙げられるでしょう。

辛抱とは、その場の辛い状況にとにかく耐えるという意味ではありません。

何かの目的のために辛さに耐えるということがほとんどです。

目的がはっきりとしているので、その目的のために辛さに耐えるという側面が強いのです。

つまり、掲げている目的がはっきりしていれば、それだけ辛い状況に耐えやすくなるということですよね。

目標のために頑張る自分という構図が必要なら、その構図をはっきりさせるべきなのです。

何かよく分からない目標に向かってでも頑張ることができる人間というのはあまりいません。

しっかりとした目標を持っていこそ、より辛い状況にも耐えることができるようになるのです。

目標は高めに設定する必要はありません。

自分が達成したいと思っているものを自分の中で明確にするだけで良いのです。

何かよく分からないものに対して頑張っているよりも、はっきりとしたものに対して頑張っている方が良いですから、まずは自分が何をしたいと思っているのかを明確にしてくださいね。

その上で、さらに高い目標を目指すのか、もう少し低めの目標にして段階的に達成することを考えるのかなどを決めると良いと思います。

メリットだけを考える


メリットだけを考えるというのも良いかもしれません。

辛い時間を過ごしているときというのは、基本的に人間はとても後ろ向きな状態になってしまっているものです。

常にネガティブなことを考えてしまうようになるので、それでは辛い時間がさらに辛い時間となって、辛抱するのも限界ということになりかねません。

そんなときにこそ、まずはメリットばかりを考えるようにして乗り切るようにしましょう。

辛抱している時間のメリットというのは、ずばり、「目標を達成することができる」ということになります。

自分が設定した目標のことを考え、それを達成することによって自分が何を手に入れられるのかということを考えてみて下さい。

そうすれば、自然と自分のしていることが崇高なことのように思えてきますし、いつまでも辛い時間が続くわけではないと希望を持つこともできるようになるでしょう。

意志を強く持つ


辛抱しているときに大切なのは、意志を強く持つということです。

人間は誰も辛い時間を過ごしたくはありません。

できれば辛いことはしたくないと思ってるのが普通ですし、辛いことをしているところからは逃げ出したくなってしまうのが当たり前でしょう。

辛いことばかりを考えていると、「目標を達成できなくても、それはそれで構わないのではないか」と思ってしまうのです。

ですが、これでは辛抱できるはずもありませんし、当然、目標を達成することもできないでしょう。

辛抱しようと思ったのなら、辛いことから逃げずに強く意志を持つ必要があります。