一方で、マッサージの方法などによっては、風邪が早く治るという場合もあり、指圧師の方が風邪のときはマッサージを受けたほうが治りが早くなると言われていることもあります。
プロの方の言う事なので本当かもしれませんが、受けるか受けないかは自己判断となるため、十分に自分の身体と相談して決めてください。
また、体調不良の際にマッサージを受け、気分が悪くなったという場合は医療機関へ受診することをおすすめします。
怪我や火傷などがある場合は伝えておく
骨折をしている場合や完治して間もないという場合、靭帯を損傷しているという場合、やけどをしているなどの怪我がある場合は、事前に伝えておきましょう。
多くの場合はリラクゼーションを断られます。
治療してから受けてくださいという形となるでしょう。
怪我ややけどをしている場合、特にオイルを使用して肌に触れるリラクゼーションだと、オイルとマッサージの影響により、痛みが増してしまったり、患部が炎症を起こし悪化してしまう場合があります。
また、骨折や靭帯を損傷している場合、少しでも患部に刺激を与えてしまうことで、大きなダメージを受けてしまいます。
大変危険なので隠してリラクゼーションを受けるなどということはやめましょう。
施術が行えない病気等があることを把握しておく
リラクゼーションの施術が行えない病気というのもあります。
代表的な物をいくつか挙げると、1つ目は皮膚病です。
皮膚病を患っている箇所にオイルが付着することで、痒みや痛みが酷くなり、症状が悪化してしまうことがあるので、リラクゼーションによる施術は基本的に受けることができません。
2つ目は、高血圧と診断されている方です。
普段から高血圧で血圧を抑えるための薬を服用しているという場合は尚更受けることが出来ません。
オイルマッサージに使うオイルの影響で、高血圧を悪化させてしまう事があるからです。
また、マッサージを行ウ事で血圧が上昇し、高血圧による支障が出てしまうことがあります。
しかし高血圧の場合は、逆に血圧を下げてくれるオイルというのも存在しているため、高血圧の方でもリラクゼーションを受けられるという場所が稀にあります。
それでも自己判断で受けずに、主治医に確認してから受けたほうが確実です。
3つ目はガンを患っているという場合です。
リンパマッサージをすることで、がんの痛みを和らげてくれるという効果もあるのですが、悪影響となり病を進行させてしまうという事もあります。
こちらも主治医と相談し、担当医の許可を得る必要があります。
独断で行うのはやめましょう。
痛みを改善するためのリラクゼーションは病院側で用意してくれることもあるので、尋ねてみるのも良いですね。