それは『匂い』!
きっと皆さんにも好きな匂いや苦手な匂いがあると思います。
好きな匂いを嗅ぐと、どこか心が安らいで気持ちが高揚しますよね。
匂い…すなわち香りというものは、ホルモンに影響を与えて脳内に変化を与える効果があるんです。
テンションを上げたい時というのは、何も毎回自分を鼓舞するだけではなく、沈んだ気持ちを切り替えたい時もあるでしょう。
そういう時は『匂い』を使った気持ちの切り替え方法が最適です。
香りの効果を知っておくと、気軽に気分をリフレッシュできるようになりますよ!ある香りを嗅ぐことを、リフレッシュする時のお決まり事にすると、その香りを嗅ぐだけで条件反射で気持ちを和らげるようになるかもしれません。
アロマオイルなどでテンションがあがる!?
人の嗅覚から効果的にアプローチする匂いといえば、リラックス効果のある柑橘系の香りがオススメです。
例えばレモン・オレンジ・グレープフルーツなど、ナチュラルで爽やかな香りは心を爽快にして気分を切り替えてくれるでしょう。
このほかにもミント・ローズ・ラベンダーなど、植物系の香りにも不安感を和らげたりストレスを緩和してくれる役割があります。
アロマや芳香剤で人気の香りは、主にこうした癒し効果を持っているものが多いので、部屋の香りを変えてみたり、香り袋を持ち歩くといったことを試してみるといいでしょう。
9.視覚からの情報でテンションアップ!?
ここまで、聴覚・味覚・嗅覚からテンションを上げる方法を紹介しましたが、実は『視覚』からもテンションを上げることが可能なんです。
時に落ち込んだ時の心境を「色あせた世界」「世界から色が無くなったようだ」というように詞的な描写で表現したり、怒りの感情を「目の前が真っ赤になる」、喜びや感動を「世界が色付いたような気分」などと表現することがありますよね。
これは、ただの比喩表現ではなく、人の気分の移り変わりが視覚に与える影響を表現したものです。
視覚と脳内の情報は連動しているので、その時の気分や心境によって目に映るものが違って見えるような錯覚を引き起こすことがあります。
この視覚情報と脳の連携を上手く利用すれば、自分の感情をコントロールすることだってできるんです。
好きなものを身の周りに置いてみよう
目と脳はとても近い位置にある感覚器です。
視覚から得る情報は即座に脳に伝わり、全身に信号として発進されます。
この仕組みを利用してテンションやモチベーションをアップさせるためには、身の周りに自分が好きなものを設置して頻繁に視界に入るようにすること!
自分の好きなものを観れば、自然とテンションがアップして気持ちも上向きになります。
さらに、明るくカラフルなものを見ると、視覚からの刺激によって脳が元気になるという説もあるので持ち物や身の周りには暗い色より明るい色を配置してみると良いでしょう。
目標を紙に書き出して、いつも見える場所に貼っておくというのも気持ちを高める良い手段ですよ。
10.マイナス思考を消す
テンションを上げたいと思うということは、自分の中に何かしらテンションを下げる原因があるはずです。
何をするにしても後ろ向きに考えて暗い気分になってしまうマイナス思考の人は、プラス思考でポジティブな人よりもテンションが上がる機会が少ないでしょう。
マイナス思考の人は、癖のように自ら自分のテンションを下げるような行動をしてしまっていることがあります。
「自分は何をしてもダメだ」「何をしても変わらない」「毎日つまらない」などと、まるで自分の可能性を制限するように暗い発言や考えばかりを巡らせてしまってはいませんか?
先ほど、聴覚からの情報はイメージや感情を左右するということを紹介しましたが、自分の言葉であっても、耳から入ったマイナスな発言は自分のイメージや感情を決めつける要素になってしまいます。
耳から聞こえる自分を蔑む言葉や悪態は、まるで呪詛のように体に染みついて精神的な部分をむしばんでいきます。
逆に「自分ならできる」「今日も頑張ろう」と前向きな発言が多い人はどうでしょう。
聴覚から自分を鼓舞する褒め言葉を取り込むことで、自然と感情もプラス思考に働くようになるのです。
マイナスな考えを捨てることで前向きになれる
テンション高く前向きな姿勢の人と、テンション低く後ろ向きな姿勢の人では、きっと成し得る成果や見えてくるビジョンにも大きな違いが生まれるでしょう。
まずは、どんな時も悪態をつくのではなく、ポジティブな言葉や誉め言葉を口にする習慣をつけるようにしてみてください!
一気にとは言わず、少しずつでもマイナスな思考が和らいでいけば、それに伴って思考が明るく拓けるようになるのでテンションが上がる割合も自然と増えていくはずです。
ハイテンションとは
そもそも、ハイテンションとはどうして生まれた言葉なのか、どういう状況を表すのかとういうのをおさらいしてみましょう。