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丁寧な言葉遣いをするための7個の注意点(続き3)

基本的な尊敬語を覚える

まずはじめにご紹介する丁寧な言葉遣いをするための注意点の一つとしては基本的な尊敬語を覚える必要があるということです。

敬語が3つの種類の言葉から成り立っていると言うことは先ほどご紹介した通りですが、それを理解していたとしてもそもそも3つのカテゴリーの言葉の種類を頭の中にインプットしていなければ結局使いこなすことはできません。

例えば、その便利な道具の存在を知っていたとしても結局手元になければ意味がないように、尊敬語という便利な言葉あるのを知っていたとしてもそもそも尊敬語の種類が乏しいと実践で使う事が不可能だという事です。

極端な例かもしれませんが、基本的な尊敬語の種類をより多くインプットする事で飛躍的に言葉のスキルが上がっていきますので、尊敬語を覚える事から初めてみてください。

元々敬語があまり得意ではないという方については、インターネット上などのサイトでよく使う敬語がどのように変換されるのかという表などが記載してありますので、その表をコピーしたり自分で書き綴ったりしてみて、正しく相手に伝えられているかどうかということを確認してみると、より自分が理解していない部分を簡単に把握できるやり方になります。

自信がない方は常にその表をトイレなどに行く時だけでも見ておけば知識としてインプットできりようになりますよ。

来る→いらっしゃる

基本的な尊敬語の1つとして来るという言葉をよく尊敬語として変換することがあります。

例えば社会人としての経験がある方であればよく使う事があると思いますが、自分の会社の取引先の社長が自分の会社に来るとします。

その時には、〇〇会社の社長さんが今日来ますではなく、〇〇会社の社長さんが本日いらっしゃるという風に話すべきです。

もしくは、おいでになるという言葉で表すことが出来ます。

よくよく考えてみるとわかると思いますが、お店に入る時にもいらっしゃいませ、という言葉を用いていると思いますが、これもお客様に対して尊敬語をつかっていますね。

会社では飲食店ではないので、いらっしゃいませという言葉はちょっと違いますが、似ている言葉でもありますので、これは比較的簡単に覚えられると思います。

ちなみに、この言葉を間違って使ってしまうと相手に失礼になり、大問題になりますので、注意が必要です。

言う→おっしゃる

次にご紹介する基本的な尊敬語の1つとして言うという言葉を尊敬語として変換することがあります。

例えば会社の上司が自分に対して何らかの命令を下したとしてその命令をさらに別の上司に対して報告したりするときに使ったりすることがあると思います。

例えば、〇〇さんが私に~をしろとおっしゃりました、というような言葉を使う時があると思います。

実際は同じ社内であればもっとフランクに会話をしている事の方が多いのですが、公式の場では正しい敬語が求められますので、〇〇さんが私に言ったんですよ、などと表現しているとまだまだ敬語を使いこなせてはいません。

きちんとおっしゃった、おっしゃられた、という言葉を正しく使えないと敬語も使えない人間であると判断されてしまいかねませんので、基本的な動作を尊敬語に直す知識くらいは身に着けておく必要があります。

しかしながら、この辺りは社会人としても基本的な知識になりますので、そこまで難しく感じる方もかなり少ないと思います。

聞く→お聞きになる

次にご紹介する基本的な尊敬語の1つとして聞くという言葉を尊敬語に変換する事があります。

聞くという事も社会人になれば尊敬語として変換して用いることが多いと思います。

例えば自分の会社の上司であったり取引先の会社の方に対して聞くという言葉を尊敬語として用いる場合は、お聞きになるという風に治す必要があります。

例えば、〇〇という風に聞きました、と相手から言われると、そのようにお聞きになられたのですね、という風に使ったりするのが一般的です。

普通にそのように聞いたんですね、と言うと相手に失礼になるので、お聞きになる、なられたというような言葉で表現する事が大切です。

普段から敬語を間違いなく使っている方からすればそこまで難しくはない言葉です。

基本的な謙譲語を覚える

ここまでは基本的な尊敬語についてご紹介をしましたが、次にご紹介する丁寧な言葉遣いをするための注意点は基本的な謙譲語を覚えるということです。

ある程度基本的な尊敬語を覚えていただくのが必要な様に同様に謙譲語についても多く用いられるものについては覚える必要があります。

結局は3つのカテゴリーの言葉に分かれるので尊敬語、謙譲語、丁寧語全ての表し方を理解しておかなければ正しい敬語は使えませんので、尊敬語だけではなくて、謙譲語も一緒に合わせて覚えるようにしてください。

言う→申す

まず初めにご紹介する基本的な謙譲語は言うという言葉です。

普段から話をするときには言うという言葉はよく使うと思います。

まずおさらいとして謙譲語は自分をへりくだる時に使ったり自分がへりくだることで相手を立てる時に使ったりする言葉です。

なので使う例としては例えば自分の会社に取引先の方が来社されたと考えると自分のことを表して相手に伝えるときに使う言葉です。

なので自分自身が相手の会社の人に言うという言葉を使い際には、申すと表現する事が正しいです。

間違って使ってしまうと、私がおっしゃるというような使い方になってしまいます。