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仕事のコミュニケーションって難しい...(続き6)

よりスムーズかつ着実に成績を上げる為にはやはり、頼れる先輩や上司に手解きをしてもらったり、バックアップしてもらえる人が強いわけです。

その人望を勝ち取るにためにも、やはりコミュニケーションは外せない部分なのです。

顔を覚えて貰う

顔が広い人や印象に残る人というのは、仕事をする上で大きな強みです。

好印象で人の記憶に残るには、その人の人間力やコミュニケーション能力がものをいいます。

社外の取引先などに顔を覚えてもらう事はもちろんですが、社内の別部署の人や普段あまり接する機会の少ない重役の人などに顔を覚えてもらうことも重要なポイント。

互いの顔や名前を覚えている組織というのは、そうでない組織と比べて活性化され全体的なパフォーマンスが向上する傾向があると言われています。

それこそ、たまにすれ違う人と挨拶を交わすことなど、小さなコミュニケーションが大切。

人を動かす立場の人間ならなおさら、人の顔を覚え、コミュニケーションを取ることが不可欠になります。

そして大勢いるうちの1人の働き手として組織に属している人は、ちょっとした交流を通じて顔を覚えてもらうことで新しいコミュニティが広がり、意外な部分で活かされたりするのです。

ほんの些細な繋がりが思いがけないチャンスになることだって考えられますよ。

コミュニケーション力をつけるためには?

さて、コミュニケーションがいかに仕事に繋がるか、そして人としての魅力や可能性を広げる力を持っているかお分かりいただけたでしょうか?何度も言うように、コミュニケーション能力というのは持って生まれるものではなく、自ら学び、術として装着していくものです。

ですから、今持っていない人、不足している人も、これからいくらでも補っていけるということ。

コミュニケーション能力を身につけたいと考える人へ、今日から実践できる簡単な3つのポイントを紹介したいと思います。

聞き手に徹する

コミュニケーションの基本は、話すことではなく、聞くこと。

お喋りでその場を盛り上げてくれる人は人気者の象徴かもしれませんが、これは二の次。

人の話を真剣に聞ける人や相槌が上手な人は、共にいて苦にならず、頼りになる人物として存在感を発揮するものです。

ただし聞くばかりではなく、話を通じて相手を理解し、何を意図しているのか汲み取る能力も磨いていかなければいけません。

難しく感じるかもしれませんが、相手の立場に立ち、きちんと向き合う思いやりさえあれば大丈夫。

まず、あなたが誰かと話す時、相手にどんな姿勢で聞いてもらえたらホッとするかを考えて実践してみましょう。

コミュニケーション能力を高めたい人は魅力的な聞き手になることからはじめてみてください。

ホウレンソウを基本にする

仕事におけるコミュニケーションの基本となるのは、報告・連絡・相談。

この3つの基本が滞りなく当たり前にできるだけでも、コミュニケーション能力は格段にアップします。

しかし、ただ闇雲にホウレンソウすればいいわけではありません。

早くもなく遅くもない、適当なタイミングで「報告」すること。

不必要なことを省き、要点をまとめて分かりやすく「連絡」すること。

決して他人任せにするのではなく、まずは自分で考え努力した末に「相談」すること。

全てにおいて、必要なのは自分本位ではなく相手の都合や求めるニーズに合わせた、配慮あるコミュニケーションです。

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