そして妊娠。
・魔法使いに見つかりラプンツェルの髪を切られ、荒野へ追いやられる。
・何も知らない王子は絶望し、塔から身を投げて失明する。
・7年後、盲目で森をさまよう王子と男女の双子を産んだラプンツェルは再会。
嬉し泣きするラプンツェルの涙が王子の目に落ち、王子は視力を回復する。
・王子はラプンツェルと子供たちを伴って国に帰り、皆で幸せに暮らす。
愛し合う二人の絆を描いた童話ですが、原作は激しい性交の様子があるようです。
子供達にも「実はこういうお話なんだよ」と語れる内容じゃないかな(照)
でもディズニーのラプンツェルは筆者も大ファンです!!
3匹の子ブタ
童話は残虐だったりする部分などを大幅にカットして現代に伝えられているものが多いですが、これもちょっと残念なところだと筆者は感じたりもします。
3匹の子ブタは比較的原作に近いのですが、1番目のお兄さん豚と2番目のお兄さん豚はオオカミに食べられてしまうのが原作です。
そして3番目の豚はオオカミを食べてしまいます。
この童話で教えられる事は3つ。
・ものを作る時は、早さではなく時間や手間をかけた方が、安全で強固なものが出来役立つという事。
・もの限らず、よく考え行動する人は最後に大きな成功を掴める
・悪い事をすると罰が必ずある
という事でしょうか。
何故か筆者は子供達に「早くしなさい!」と言うのを改めなければならないな…と感じました。
人魚姫
アンデルセンの不朽の名作『人魚姫』の童話は、叶わぬ恋に純粋でひたむきな想いを命に代えても貫き通した、切ない恋の物語。
アンデルセン自身の失恋を繰り返しながら一生独身で過ごした、切ない想いを投影しているとも言われています。
自分が小さかった頃は、よく理解できていなかったこの童話も、いい年齢を重ねいくつも恋をして過ごしてきた過去を持つ人なら『人魚姫』の気持ちが理解できるのかもしれません。
筆者はこんなに真っすぐな愛は、自分の子供にしか持てないかもしれません。
みなさんには命に代えてでも幸せになって欲しい人いますか?
オオカミと七匹の子ヤギ
この童話は限りなく原作に近い描写で現代に伝えられているグリム童話の1つです。
小さな子供にも、留守番の時の対応の仕方をちゃんと伝えられる童話ですよね。
知らない人が来てもドアを開けてはいけない!という、幼少期の防犯意識のスタートにぴったりです。
私が小さい頃に呼んでいた童話には、それはそれはグロテスクな挿絵が入っていました。
お母さんがオオカミのお腹を切る場面のその挿絵は、強烈だったけど子供達を助けようとするお母さんの愛も感じていましたね。
私が食べられたら、お母さんは助けてくれるかなぁ…なんて考えながら。
そして、手術も寝ていればお腹を切られても痛くないんだ!と勘違いもしていました。
いろいろ考えると、童話や絵本の内容の伝え方って難しいのかもしれません。
でも、誰に教わる事もなくそんな訳ないって事も学ぶんですけどね。
赤ずきんちゃん
女の子向けの防犯意識対策として是非活用して欲しい童話です。
お母さんに「寄り道をしないで」と言われる赤ずきんちゃん。
お母さんの言いつけを守らなかった為に、オオカミに騙されてしまうお話です。
深層心理的な解釈によれば諸説あるらしいのですが、要するに女の子の一人歩きには危険がつきものですよ!という警告の意味合いがあるそう。