相手に対する伝え方を間違ってしまうとパートナーに対して失礼な言い方になってしまったりパートナーが怒ってしまうことにもつながってしまいます。
デリケートな問題であるからこそ相手と協力し合って解決していかなければいけない問題であるとも言えます。
なので、相手との関係を崩さずに働いて欲しいと言う気持ちを伝える言い方についてご紹介していきますので、今もしパートナーに対して働く働かないと言う問題に直面している方は工夫してこちらの思いを伝えるようにしてください。
「〇〇のために2人で貯金しよう」
パートナーに対して仕事をして欲しい時に伝えることができる上手な言い方は何か共通の目的をもって二人で貯金しようという風に伝えることが大事です。
例えば結婚式をまだあげていないのであれば結婚式をあげるために2人で貯金しようと言う言葉を使ったり、子供を大学まで行かせるために2人で貯金しようなど今後の将来に向けて二人で力を合わせて行こうと言う思いを伝えることが大事です。
ただ単純にお金がないからお前も働いて、というような伝え方になってしまうと主語がありませんし、お金よりももっと大事なことがあるという風に捉えられてしまい、相手に対して反発してしまう場合があります。
だからこそまず何故一緒に働く必要があるのかということを伝えた上で、あなただけではなく自分も一緒に頑張るからと言う思いを伝えることによって二人で頑張って行こうという共通認識を持たせることでお互いが行動できるようになります。
必ず何か目標を掲げて、それを2人で達成するという事を伝えてください、ここが一番大事になります。
高い目標を掲げる
一緒に働いて欲しい時にはなるべく高い目標を掲げることが大事です。
例えば極端な話ですが、引っ越しをするために40万円必要だからその為に一緒に働こうと言うよりかは、マイホームを購入するためにまずは頭金で400万円必要だから、一緒に働いていつか、マイホームで家族で生活するために一緒に頑張ろうという方が目標が大きいですし、二人の目標として頑張る事が出来ますよね。
目標が大きければ大きいほど必死になって頑張ろうと人間は行動しますし目標が小さければ必死になって頑張ろうと行動はしません。
目標が低い場合変な話あなただけで頑張ってという風に片付けられてしまう場合などもあります。
夫婦であるならば一緒に頑張っていくことが大切であり夫婦の気持ちがバラバラになってしまうと子供にとっても生活環境が悪い状態になってしまいます。
高い目標を掲げて2人で頑張ろうという気持ちを一緒に持ち、一つの目標に向かって行動していくことでさらに強い絆を身につけることができます。
相手に働いて欲しい時には二人で一緒に頑張る、そしてなおかつ高い目標を掲げるということを意識して伝えてみてください。
仕事での辛さを伝える
時と場合によっては相手に対して仕事の辛さを伝えることが相手が行動するきっかけにつながる場合があります。
例えばあなたが携わっている仕事の辛さを相手に伝えることで、仕事をする事がとても大変と言うことを理解してもらい、なおかつ長くこの仕事を続けるのが難しいと言うことを連想させることで、仕事がうまくいかなかった時に非常事態に陥ってしまうということを理解させることができます。
そうすることで非常事態に陥ってしまった時にお金がなくなってしまって困ることを防ぐために頼りきりではダメだという発想に自然と結びつきます。
人間は危機感を感じなければなかなか動いてくれない生き物です。
危機感を感じることで切羽詰まった状況を味わうからこそ、これ以上危ない状況になってしまってはだめだと自分を奮い立たせることにもつながります。
だからこそパートナーに対して危機感を煽るようなことを伝えることで相手が行動的になってくれると言うことが期待できます。
しかし使い方を間違ってしまうと、ただ弱音を履いているだけという風に捉えられてしまい相手から責められてしまう場合もあります。
なので、伝え方がとても難しいのできちんと筋道を考えて相手に伝えるようにしないとただ揉め事が増えてしまうだけにもなってしまいますので必ず伝える前に相手に誤解を招かない伝え方がどうか確認する必要があります。
頼ってばかりじゃダメだと思わせる
相手に頼ってばかりではダメだと思わせることが勝ちです。
相手が少しでも引け目に感じている部分があるならば、必ずこのような心理にならざるを得ないという状況になります。
何かかっこだけがで働くことを拒んでいる場合は該当しないかもしれませんが、時間に余裕があって働ける環境でも働いていない方に対してはとても有効的な言い方であると言えます。
普段から相手に対して頼りっぱなしになっている場合は一度、このまま頼りっぱなしでは危険な状況になってしまうということを真剣に伝えることが一番相手に効果がある言い方であると言えます。
「一緒に仕事を探そう」
相手に仕事をしてもらうために行動してもらう伝え方として一緒に仕事を探そうと言う言葉が有効です。
たった一言かもしれませんが一緒にという言葉を付け加えることによって受け止め方がとても違ってきます。
ただ仕事を探してと言う事だけを伝えてしまうと、相手の気持ちを理解しないような言い方にもなりますし突き放してしまう様な言い方にも聞こえてしまいます。
しかし、一緒にという言葉を付け加えることによって夫婦間での問題でもあるという風に伝えることができます。
また、一緒にという言葉を付け加えると困ったことがあった時に自分も助けになるからと言う意味合いも含まれていると解釈することができるので、相手に対しての思いやりも含めた優しい言葉であると言えます。
相手の言葉に対して思いやりを感じた時点で、相手の期待に応えたいと普通の人間ならば行動する意欲が湧いてきます。
たった少しのニュアンスが言い方を工夫することだけで相手の受け止め方がとても変わってきます。
夫婦間において一番強いのは言葉によるすれ違いです。