世の中には自分の思い通りにならないことも多いですが、自分の都合よく周りをコントロールできなければ気が済まないという人もいます。
思い通りにならないことにフラストレーションやストレスを感じたり、自分の言うことを聞かない人に対して苛立ちを募らせ必要以上に厳しく当たることもあります。
このような人が周りにいると対応に困ることもありますよね。
この記事では、コントロール欲求が強い人の特徴や付き合い方をご紹介します。
他人をコントロールしようとする人にはどのような特徴があるのかを知って、うまく付き合っていきましょう。
コントロール欲求が強い人っていますよね
「あの人が自分の思い通りになったらいい」と思うような意識が強くなり、周りを支配したいという気持ちに変わったものがコントロール欲求です。
コントロール欲求が強い人は周りへ求めるものが大きく、意識的または無意識的に相手をコントロールしたいという気持ちを抱いています。
思い通りにならない状況をコントロールしようと躍起になる人もいれば、心の中でコントロールしたつもりになっているような人もいます。
コントロール欲求が強い人の13個の特徴
コントロール欲求が強い人の特徴は、相手を上から目線で見ている高慢な態度や決めつけたような強い物言いなど、相手を従わせようという意思からくる行動です。
これはあくまで分かりやすい特徴なので、先ほども言ったように表面的には分からなくともコントロール欲求を抱いている人も多くいます。
どうしてコントロール欲求を持つようになるのか、その理由はさまざまですが、この欲求が強い人には一定の共通要素があります。
1.寂しがりや
誰かの温もりや優しさに飢えている寂しがりやの人は、周りの人からもっと自分を見て欲しい、もっと意識して欲しいという欲望を持っています。
いわゆる“構ってちゃん”と呼ばれるようなタイプの人も同じ類でしょう。
寂しがりやの人は少しでも周りからの意識を惹こうと、あえて辛く悲しんでいるようなそぶりを見せて「どうしたの?」「大丈夫?」と言ってもらいたがりますよね。
見方によってはかわいらしくいじらしいように見えるかもしれませんが、実はこれもコントロール欲求からくる行動のひとつです。
わざと人が自分に興味を示すようモーションをかけて、コントロールしているということになりますので、典型的なコントロール欲求の特徴です。
高慢な態度とは少し傾向が違いますが、寂しさゆえに自分を一番に優先してくれないと許せないなどと理不尽な怒りや苛立ちを募らせていくのでしょう。
こうした人は自分が仕向けた通りに周りが反応を示してくれたり、寂しさを埋めてくれると欲求は収まり、優越感や満足感を感じます。
2.目立ちたい
人よりも目立ちたいという気持ちがある人は、周りからの注目が自分からそれていたり、自分よりも他の人が目立っている状況を快く思いません。
いつでもスポットライトを浴びていたいと考えているので、自らパフォーマンスをして周囲の視線を集めたりすることもあります。
目立ちたいと考える人は、注目を集めるための術としてユーモアや面白さを兼ね備えている人が多いので、一緒に居てとても楽しいタイプだったりしますが、ちょっとばかし鬱陶しいと思われてしまうこともしばしば。
ですが、こうした行動もやはりコントロール欲求から引き出されるもの。
目立ちたいという気持ちの裏側には、周りから愛される存在として君臨したいという欲があります。
目立ちたがりの人は、小さい頃に周りから注目されることが少なかったり、十分な愛情を得て育たなかったような背景を抱える人が多く、欲求の根本には大きなコンプレックスがあるケースも。