CoCoSiA(ココシア)

人をコントロールしたがる人の13個...(続き5)

そして周りの人をコントロールして従わせることで、人から認められているという実感を得ているのでしょう。

こういうタイプは、自分の欲求の為に人を動かそうとしていることにあまり気付いていないこともあります。

コントロール欲求とは?

コントロール欲求と言うのは、自己愛の強い人が抱くことの多い欲求です。

支配欲と似ている部分があり、周りの人からすると、とても厄介で仕方の無い存在だと言えます。

自己愛が強い人は、自分に対する愛情が人より過剰でナルシズムになる人が多く、自分がほかの人より優れた存在だと信じているのです。

特徴としては、自慢話など自分の話ばかりをしていたり、お世辞を言われるのがとても好きだというような性質があります。

人を操りたい

こうした自己愛の強い人は常にコントロール欲求を持ち、「自分の思い描く理想通りに物事を進ませること」しか考えていません。

本人としては都合よく人や物を支配できることで気分がよく、支配欲が満たされるのかもしれません。

そもそも人を自分の思い通りにコントロールしたい、操りたい、と考えているということは、自分は人を従わせるだけの力量や権力があると思っている証拠です。

周りの人間を、自分より劣っている存在だと認識して蔑んでいるのも同然でしょう。

言うことを聞かせたい

自分の思い通りに周囲が動かないとふてくされて怒りを感じる人は、自分と他人との境界線が不明瞭になっていることがあります。

自分の意思は周りの人の意思であるのだと感じてしまい、他人も自分と同じような感覚を共有しているのだと信じているのです。

ですので望むとおりにことが運ばないと、自分の考えが否定され、侮辱されているようにさえ感じてしまいます。

あくまで自分は自分、他人は他人でそれぞれ違った考えがあるのだときちんと境界線を弁えていれば怒りやストレスはそこまで堪らないはずです。

こうした自我と他者の境界線が曖昧な人は、人に言うことを聞かせたい、聞くのが当然だというコントロール欲求も強まります。

コントロール欲求がある人との付き合い方

コントロール欲求の誰かを支配したい、思い通りに動かしたいという気持ちは、結局のところ自分を肯定されたい、認められたいという気持ちから生まれるものです。

コントロール欲求が強い人たちは、なにかしらの理由で自信を持てずにいるので、いつも自分自身に満足することができていません。

どこか虚しくぽっかりと空いてしまった穴を埋めようと躍起になって人からの支持や評価を集めたい、自分の権力が通用するのか見極めたいと思うのです。

こうした人たちは、実際のところ少なくはなくいろいろな所に存在します。

遭遇する確立も非常に高いでしょう。

付き合う側から見てみると、行き過ぎたコントロール欲求は子供じみていて、ただただ厄介な存在でしかありません。

ですので最後に、コントロール欲求が強い人と上手く付き合っていくコツを紹介します。

深く関わらない

コントロール欲求が強く、支配的な一面がある人とは第一に深く関わらないことです。

コントロール欲求の強い人は、周囲に依存する傾向があるので、その人にとってあなたが重要な人物だと認識されたらとても大変です。