孤独感の強い人は、ここで相手が忙しいのだろうとかお取込み中なのだろうなどという考えにはなりません。
きっと自分が相手に対して嫌なことを言ってしまったんだろうとか、くだらないことを言ったから嫌われてしまったんだろうとか、どうしよう独りぼっちになってしまう…という思いがすぐに頭の中をグルグルと回ってしまいます。
4. ネガティブ思考
孤独感の強い人は物事を否定的に考える傾向があります。
友人の何気ない一言も気にしてみたり、傷ついてみたり。
例えば2~3人掛けの椅子に座る時にも「私も座りたいからちょっと避けてくれる?」と言われて「邪魔だって言いたいんでしょ」と返してしまう人はネガティブ思考の人です。
直接相手に言わないまでも「わかった、いいよ。」と言いつつ心の中で同じように考えてしまっている人も同じです。
相手はそういう意味で言ってはいないのです。
相手の行動や会話の内容は聞き手の受け取り方次第でいろいろと意味が変わります。
常にプラスに捉えている人もいればマイナスに捉えてしまう人もいますが、マイナスに捉える人が孤独感の強まりやすい人と言えます。
5. 成功体験が少ない
孤独感の強い人は否定的な思考回路の持ち主が多いです。
ではなぜ思考回路が否定的なのかというと、成功体験が少ないことが要因として挙げられます。
自分が何かに取り組んで、結果成功した場合と失敗した場合では、自分の気持ちの上がり具合が違うのは当たり前ですね。
成功体験が多い人は、「きっとうまくいく」と最初から良いイメージを持って物事に取り組みます。
それに、例え失敗したとしても成功体験の記憶があるため、「きっと次はううまくいく」というプラス思考でいられるのです。
しかし、孤独感の強い人はそうはいきません。
物事に取り組む時、まず最初から「うまくいきっこない」という否定から入りがちです。
そして本当にうまくいかないと「やっぱりね。」となり、もし成功したとしても「たまたまだ」「次はきっと失敗する」と思ってしまうのです。
こういう思考回路は、成功体験を積み重ねていけば変えることができるでしょう。
6. 恋愛経験も少ない
孤独感の強い人は恋愛経験が少ない傾向にあります。
なぜなら愛を感じる場面が少ないからです。
恋愛をすると、相手が好きだとか、相手を愛しているという感情が芽生えます。
人に愛されたり、人を愛したりすると孤独感は減少していくのです。
もちろん、恋愛経験を重ねていても孤独感の強い人もいます。
先ほども言ったように、いろいろな要因が重なって孤独感の強い弱いは決まってくるので、必ずしも恋愛経験が少ない=孤独感が強いというわけではありません。
それでも、家族愛も含めて愛情を感じる機会の少ない人は自分が孤立しているイメージを持ちやすいかもしれません。
7. 周囲の目が気になる
孤独感が強い人は自分を含め、あまり人を信用することができません。
ですから、周囲の目を非常に気にしてしまいます。
相手が自分のことをどう考えているかなんて誰にもわかりません。
でも、孤独感の弱い人は自分が愛されている人がいる自信があるため、周囲の目はさほど気にならないものです。
周囲の人に万が一嫌われても、自分にはそばにいてくれる人がいるという自信があるのです。
孤独感の強い人は、周囲の人に嫌われてしまうと、途端に独りぼっちになってしまうため周囲の人に嫌われないように細心の注意を払います。
人が自分のほうを横目で見ながら話をしているように見えれば悪口を言われているように感じますし、人に嫌われるのが怖くて話しかけることもなかなかできません。