この様に最初はスイッチが入ると止まらないが、終わると直ぐに止めてしまうというのも熱しやすく冷めやすい人の特徴なのです。
では具体的に見て行きましょう。
1.スイッチが入ると止まらない
スイッチが入ると止まらないという人は熱しやすく冷めやすい人の特徴です。
何か物事に対して興味がある、好きな物ができた、これをしてみたい!という気持ちが現れると止まらなくなります。
よくゲームをしている時や本などを読んでいる時に「楽しくてずっとしてしまった」ということはありませんか?その様な人は物事に対していろいろな物に興味があるということになります。
そして熱中してしまうと止まらなくなり周りが見えなくなるといったこともあるのです。
声をかけても反応せずにずっと熱中している人や、自分の世界に入り込んでいる人など、スイッチが入ると止まらないタイプは熱しやすく冷めやすい人の特徴になるのです。
ゲームなども「楽しみだと思って買っていざやってみると、途中で直ぐに飽きてしまった」という人もいるのではないでしょうか?
本なども「最初の冒頭で面白いと思い買ってしまったが、読んでみるとつまらなかった」という人もいるのではないですか?もしかするとその様な人は熱しやすく冷めやすい人なのかもしれません。
この様なことが多ければ多いほど、その様な特徴があると言えます。
2.形から入って満足するタイプ
形から入って満足をするタイプなのも熱しやすく冷めやすい人の特徴です。
よく物事を始める時に、形から入りたいから物を揃える、というタイプと、勉強など知識をつけた上で一通りの物を買うという人がいると思います。
例えるならばギターを新しく始めようと思った時にギターと一緒に機材やアンプなどの物を買い、一通りライブでできるような環境を整え、見よう見真似で弾く人なのか、それともギターと本と最低限の物だけを買い、コツコツと本を見ながら練習をしていくのかという2つのタイプに分かれると思います。
前者の方ではライブ環境などを整えて見よう見まねで弾くということで、指の動きや基礎が解らない状態になると思います。
対して後者の方は本を見ながらコツコツと基礎をしていく形から入らないタイプです。
この場合コツコツとやっていく方が長続きすると思う人が多いのではないでしょうか?
前者の方では上手くいかなかった場合直ぐに辞めそうと考えている人もいるのではないでしょうか?
前者の場合は上手くいった場合でも直ぐに自己満足してしまい辞めてしまう人も多いのです。
なので例えばライブやバンドをしていたという人達の中で幅広くやっているという人がいると思います。
その様な人は基本的に形から入ってできたら満足して終わるというタイプなのです。
できるまでやるというのが特徴でもあります。
熱しやすく冷めやすいというタイプの人は自分自身が納得をするまで続けることがあるので、納得をしてしまったら一気に冷めてしまうのです。
形から入って満足するタイプの人は熱しやすく冷めやすいという特徴を持っていることが多いです。
3.完璧主義
完璧主義な考えの人も熱しやすく冷めやすい特徴の中の1つです。
例えば何か物事に対して自分の納得のいくまで極めるとします。
例であげるとすればスポーツなどのバスケがあるとして、そのバスケで3ポイントシュートを打てるようになりたいと思います。
その時にひたすら打てるようになるまで3ポイントシュートを打ち続けるようになるのです。
熱しやすいという部分はこのところに当てはまり、ひたすら打てるようになりたいと思う気持ちから打ち続けて練習をしています。
そしてどんどん入るようになると、楽しくなってきてまだまだ練習したいという気持ちが出てきます。
これだけ聞くと熱しやすく冷めやすいタイプではないと思うのですが、この先が問題になります。
どんどん入るようになってどんな時でも入る状態になったとします。
その時にそのシュートを更に極めようとするのではなく、もうそこで満足をしてしまい一気にしなくなるというのが熱しやすく冷めやすい特徴なのです。
もっとシュートを極めたいという気持ちがもう終わってしまい、シュート入るからいいやという考えになるのです。
この様に自分が納得するまで、完璧に終わらせるという傾向があり、自分自身に満足をしていたり、物事に対して満足をしてしまうとそれ以上の物を見なくなる傾向があるのです。
完璧主義というのは物事を常に完璧にこなさなくてはなりません。
今回の例はバスケでの話しでしたが、他にも作品を作る時に助言を受けたにも関わらず、助言の通りにせず自分の作品で作ったというのは、ワガママなどではなく自分はこの作品に対して自信があるという意味あいで作ったということになります。
それほど、完璧なんだという主張がどこかで表れたりすることが完璧主義であり、熱しやすく冷めやすい人の特徴でもあると思うのです。