打算的な人の29個の特徴のイメージ写真
打算という言葉の意味は、デジタル大辞泉によると、勘定すること、利害や損得を見積もること。

「打算的な人」「人間の年月と猫の星霜を同じ割合に打算するのは」<夏目漱石、吾輩は猫である>となっています。

漱石は勘定をする意味で使っています。

現代では、利害、損得を見積もることを指すのが普通になっています。

またおもしろいことに現代中国語の「打算」には、日本語の持つ意味はありません。

あなたの予定は?どうするつもりですか?と聞くような語感です。

それでは現代中国人に打算はないのか、と問われれば、その答えは、彼らは打算のかたまりです、というしかありません。

四六時中常に有利か不利かの損得勘定が働いています。

これは中国社会の前提になっています。

改めて考えるまでもないことなのです。

このように言葉の意味は時代と場所によって変化しています。

言葉は生きていることがわかります。

打算的な人という言葉の意味も、今よりもさらに悪い意味にとらえられるようになるかもしれません。

それは私たち次第なのでしょう。

打算的な人を分析してみる

打算的な人がどんな人なのか、分析してみましょう。

そうすれば、付き合い方がわかってくるはずです。

打算的な人への印象

日本で「打算的」というと、あまり良い印象は持たないのではないでしょうか。

でも、その実よく見てみると、自分も取り入れた方がいいかもしれないメリットが見えてきます。

中国語の「打算」

中国語の「打算」は人の「利益や幸福を考える、計画する」「~するつもりである、予定である」という動詞と「つもり、考え、予定」の名詞としての使い方があります。

「あなたのことを思ってのことよ」と言いたいときなどに使う言葉ですね。

日本語の「打算」の意味の言葉は「算计」です。

「计」は「計」の簡体字で、「人を落とし入れようとたくらむ、陰謀を企てる」といった意味で用いることがあります。

ただ、この単語も「計算する」「考慮する」といった意味でも使うので必ずしもマイナスなニュアンスを含んでいるとは限りません。

中国人の性格について

中国人は打算的、と思えますが、それは日本人の感覚からすれば、という話でもあります。

中国の友だちができると分かるのですが、彼らはびっくりするほど素直なのです。

自分に直接関係のないことは「知らんがな」という感じなだけで、家族や友人はとても大切にしています。

お店の人や近所の人など、積極的に関わる必要のない相手にまで笑顔で接したり丁寧な言葉を使ったりしないだけです。

公共の場という感覚があまりないのも、知らん人達の集まりだから気を遣わなくてもいいや、くらいの認識なだけ。

でも、国際的な社会になって都市部では変わってきています。

普通に行列に並ぶし、公共の場を汚したらダメだよね、という感覚も根付き始めています。

日本を訪れる観光客も、日本的なマナーを理解しようとしています。

それは、そういった感覚が「大切にした方がよさそうなこと」と認識されてきているから。

大切にしたいものだけを大切にするという感覚は、何かと他人のことに首を突っ込む窮屈な日本社会に疲れた人には新鮮に映ることでしょう。

古くからの中国のビジネス文化

中国とビジネスをすると、最初に「家族になれるか」という壁にぶつかります。

中国人は家族的な仲良しになれたらとてもビジネスがしやすい相手。

一緒にご飯を食べて、プライベートの話をするようになると、頼んでもいないことまでめちゃくちゃ頑張って取り組んでくれます。

しかし、彼らは大切にしたい相手を大切にする一方で、そうでもない相手に対しては最大限自分たちの利益になる行動を優先します。

相手の不義理に対して「長い付き合いだからいいよ」とは言わず、損切が速い傾向にあります。

また、「できる」見通しが立っていないことでも「できる」と思ったら「できる」と言います。

それでものすごく頑張ってはみるのですが、ダメだったら「ダメだった」と言います。

日本の感覚からすれば「は?」という感じですが「最初はできると思ったんだよ」というのが言い分です。

これらを総合すると、仲良くなっていない相手に対しては損得勘定で行動、仲の良い相手には義理人情で対応しつつも、それはお互いが同じ気持ちであるときだけ、という、とてもわかりやすい構図を持っているわけですね。

打算的な人の特徴29個

それでは、ここからは打算的な人の特徴を詳しくご紹介していきます。

ずる賢い

ずる賢い打算的な人
打算的と言われる人で、頭が悪いという人はあまりいないと思います。

頭の回転は速いのに、その使い方を自分の利益に限定しているだけです。

そのためどうしてもずる賢い印象を与えてしまいます。

しかし当人たちは、そういうことはあまり気にしていません。

それぞれの場面で口と頭をフル回転させ、有利に導こうとします。

社会正義とは無関係です。

とにかくしゃべりと頭には自信を持っています。

お金中心の思考

打算的な人というのは、お金中心の思考になってしまています。

お金のことを常に頭に入れて行動しているところがあるのです。

ちゃっかりしている

ちゃっかりしている打算的な人
打算的な人は、例外なくちゃっかりしています。

利用できるものは何でも利用してやろうと、常にチャンスを狙っています。

「地位は利用して当たり前」という考えの人もいるのです。

【ちゃっかりしている人の特徴は、こちらの記事もチェック!】

損なことに関わらない

これも打算的な人は徹底しています。

利益の出ないこはしません。

自分が得をするのか損をするのか考えてから行動します。

損得で人付き合いする

打算的な人は、人間関係も損得で考えます。

敵と味方、役に立つ人、そうでない人を選別していきます。

例えば、会社では出世しそうな人にはピッタリマークしていきます。

ボス選びは極めて重要です。

ボスが失脚しては元も子もありません。

ピンチに備えるためにも、正しいボス選びは欠かせないわけです。

職業や収入で男性を見る

これは打算的な女性に当てはまる特徴ですね。

結婚するなら年収1000万以上なんて考えている女性もいるかもしれません。

出会った相手の職業次第では、いきなりシャットアウトすることもあります。

頭の回転が早い

打算的な人は計算能力にすぐれています。

損得勘定は素早くやらねば意味をなしません。

素早い頭の回転はその前提です。

隙のない素早い行動ができるのは、頭の回転が速い証拠です。

腹黒い

打算的な人イコール悪人というわけではありません。

しかし、打算的な人は損得勘定で動くこともあり、自分のことを第一に考えています。

腹黒いと思われても仕方ないかもしれませんね。

【腹黒い人については、こちらの記事もチェック!】

人によって態度を変える

打算的な人にとって、自分が得する話しを持ってくる人は大歓迎です。

また将来利益をもたらしてくれそうな人も同じです。

損得勘定を人物鑑定にもしっかり適用しています。

そんな人には親切にし、用のない人には冷たい態度をとっていることでしょう。

図々しい

打算的な人は、人の目を意識しないガツガツした態度で周囲を困らせてしまいます。

図々しいと思われていても自分では気づいていないのです。

何よりも自分が大切

何よりも自分のことが大切なので、いつも自分中心に物事を考えています。

人が困っている時でも、自分を優先してしまうので周囲からは冷たい人だと思われしまいます。

本当の友達がいない

大部分の友人関係は打算によって、仮に結びついたものにすぎない人たちです。

表面では友達のように接していても、実際は深い関係になれないままかもしれません。

モラルを気にしない

打算的な人は、目先の正義にこだわって、行動を躊躇するようなことはありません。

主張や意見を頻繁に変えることにためらいもなく、それをモラル・ハザードなどとは考えません。

言葉に出したことなど、すべて取り繕うことが可能という、固い信念のようなものを感じさせます。

いちいちの場面において最適な行動を取っているのにすぎません。

そのためかえって自由な発想が出てくるとでもいうのでしょうか。

それが時にモラルに触れようが、かまわないという考えなのでしょう。

都合よく解釈する

打算的な人は、何事も自分に都合よく解釈する能力があります。

これは場合によっては、強味の一つともなり得ます。

悲観的になることが少なく、楽観的にしてかつ積極的に、物事に働きかけることが可能だからです。

その結果、常識的で大人しい人よりも、かえってチャンスを得る機会は多くなります。

独善に陥らないかぎり、自分に都合よく解釈することは、悪いことばかりとは言えません。

こだわりが強い?

打算的な人は、何より利害優先ですから、職人的、芸術家のようなこだわりはもっていません。

妥協する能力にはすぐれています。

こだわるのはあくまで利益です。

もっと引き出せる方法はないか、他人に出し抜かれていることはないか、常に目を光らせていることが、唯一のこだわりです。

得アンテナを張っている

打算的な人は、たいてい商売勘にも優れています。

方々にアンテナを張って情報を集めていることでしょう。

また人の口を割らせるのもうまいものです。

多少うさんくさくても金回りが良さそうだから、普通の人は、何となくしゃべってしまうということもあります。

しかし本当に大事な相談はしないようにしましょう。

嫉妬心が強い

打算的な人は、金儲けのライバルへの対抗心は、強く持っています。

これはじめじめした嫉妬心ではありません。

打算的な人は何事もドライに割り切って、物事を進めていきます。

ただし競争相手の成功となれば話は別です。

これにはストレートな嫉妬心を向けてきます。

周りの嫌悪感に気づかない

会社や学校など、一緒に時間を共にしている仲間から嫌悪感を抱かれてしまっているかもしれません。

しかもそれに気付いていないので、いつまでも変わることもなく周りも大変迷惑しています。

【嫌悪感については、こちらの記事もチェック!】

自分のお金は出さない

打算的な人は、人に奢ったり、プレゼントするときも自分のお金を出すのを嫌がります。

そのため、貯金はあるけどケチな人が多いでしょう。

変に見栄っ張り

プライドが高いのか、見栄っ張りなところもあります。

しかも普通の人には理解できないような変なポイントで見栄っ張りになっているので、周りからは理解されないかもしれませんね。

先のことを考えない

先のことを考えない人たち。

行き当たりばったりというしかありません。

打算的な人は先のことを考えていないようにみえて、実は計算はできていることが多いのです。

逆に先を見据えている場合も

日本の場合は何かにつけて「長く続けること」が賛美されます。

たしかに続けることで技術が磨かれたり、見える世界が広がることもあって、素晴らしい考え方ではあるでしょう。

しかし、打算的な人は「とりあえず続ける」ということに興味はありません。

とりあえずやってみて、向いていなければスパッと切り捨て次を試します。

それは仕事でも人間関係でも同じこと。

長く続けても利が大して得られないと分かった瞬間に切り捨てるため、結果的に「地道にやってる人」より素早く成功を納めやすいわけです。

この判断は、先を見据えているからこそできる処世術ともえます。

しかし、地道にやっている側からすれば、一見すると飽き症に見える人が成功するのは面白くありません。

こうした嫉妬を生むので「打算的な奴は悪い奴」などと言われたりするんですよね…別に悪いことをしているわけではなくても、です。

協調性がない

打算的な人は、仲間意識というものはあまり持ち合わせていません。

社会正義などの理念や、目的意識、濃密な感情のやりとりなどは、金儲けにあってはすべて邪魔物になります。

感情に流されてチャンスを逸することはない、それこそ打算的な人の特徴です。

あまり人と協調ばかりしていると、いつまでたっても人並みから抜け出せない、という考えなのでしょう。

これは一面では正しいやり方ともいえます。

考えて人付き合いをする

打算的な人は、時間とお金の価値をよくわかっています。

たとえば、2時間話をして有益な情報が10分しか得られない相手であれば、その人とは会いません。

2時間話して2時間有益な情報をくれる人を探すことにその分の時間を使います。

これが結果的に、優れた人々を周囲に置くことに繋がっているのです。

しかし、多くの人は義理人情を大切にして、過去にちょっと助けてくれたくらいの人にも恩義を感じます。

その恩義があるために、相手が不義理を行うようになってもなかなか関係を切り離すことができません。

打算的な人にとって、こうした“しがらみ”は意味不明です。

「嫌なら切り離せばいいじゃない」という考えしかなく、うだうだ悩んでいる人を見ると「好きでやってるんだろうな」と認識します。

喋りが上手

打算的な人は基本的に頭が良いので、何をどう伝えれば的確に相手が理解できるかを瞬時に計算しています。

無駄なトークを挟むことはなく、言葉数も少な目です。

キャッチ―な題目で相手の心を掴み、余分は省いて要点を伝えてくれるため、ビジネスにおいてはとても優秀な人物になりやすいといえます。

しかし、それができるのは「利益を得るため」という目的がはっきりしているから。

利害の絡まないことについては、場を盛り上げる必然性も感じられないため、素っ気ない態度をとることも少なくありません。

単純にコミュニケーションが好きで喋りが上手いのとは、また違った印象があります。

人を選ぶ

日本の教育は「友達100人できるかな」思考が強い傾向にあります。

打算的な人にとって、学校生活は地獄だったでしょうね…。

有象無象の輩が教室に集められ、性格も考え方も合わないのに「クラスメイトだから」という理由で仲良くすることを強いられるのですから。

いや、打算的な人でなくたって、そこに疑問を持った人は多いでしょう。

大人になると、所属組織から付き合う人から全て自分で選択可能になります。

打算的な人はその自由をフル活用して、人付き合いの取捨選択を非情なまでに行うのです。

こういう人と街中で出くわしたかつてのクラスメイトが「久しぶり」と声をかけても「誰でしたっけ?」と言われるのがオチです。

世渡り上手

打算的なのに世渡りが下手っていうのは救いようがありませんし、周囲にも打算的だとは認識されないでしょう。

当然世渡り上手です。

世渡り上手であることは、ちっとも悪いことではなくて、むしろ全員がそうであっても良いくらいのことなんですが、現実的には嫌われやすいもの。

なぜなら、世渡り上手な人が出世したり幸せになる裏では、彼らのために諦めなければならなかった人が確実に存在するからです。

大学受験などでも、誰かが受かれば誰かが落ちるように、利益を得る者がいれば不利益を被る者が出るのが当たり前。

冷静に考えれば、不利益を被った側の準備不足であることが大半の原因ですが、感情論では「世渡り上手はズルいことをしている」というのが先行するでしょう。

その上、打算的な人は八方美人でもないので、理不尽な敵意を向けられてもフォローしません。

なおさら嫌われてしまう傾向にあります。

ハッキリ意見を言う

打算的な人は他人に嫌われる勇気の持ち主です。

そのため、自分が言うべき意見を言って相手が不快になったとしても気にしません。

「言うべきことである」という事実が変わらないのなら、言葉を濁したり、言わないという選択肢は存在しないのです。

それで相手が逆上しても、せいぜい「めんどくさい人だな」と思うくらいで、悩んだりはしません。

そんな相手は自分の周囲に不要なので切り捨てればいいだけ。

ある意味シンプルです。

しっかり断る


自分のお金と時間に価値があることを知っているので、自分にとって何の得にもならないことは断ります。

「得」というのは何もお金に限った話ではありません。

知識が豊富な人と話して有益な情報を得たり、尊敬する人にあって生き方を学んだり、愛する人と幸せな時間を過ごすことも「得」の一つです。

行きたくもない合コンに頭数合わせで付き合ってやったり、別に知り合う必要もない相手の紹介などは断ります。

もちろん、面倒な仕事など絶対に引き受けません。

プライドが高い

打算的な人はそれなりに成功をおさめているケースが多いので、プライドも持っています。

ただ、それも見せ方の一つかもしれません。

堂々とした態度が相手に刺さると見れば堂々と振る舞い、おだてておけば勝手に木に登るような相手にはへりくだって振舞います。

目的さえ果たせれば、自分がどう見られようと気にもしないというプライドの持ち方といえます。

️打算的な人は嫌われる?


打算的な人は、ちょっと怪しいイメージを払拭できません。

すべてにわたって裏の顔があるように見えます。

しかし損得勘定以外にまで陰謀があるかと言えば、そこまでの人物はほとんどいないでしょう。

打算の塊りのように見える中国人は、他人の存在を意識しない分、秘密を守ることができません。

陰謀はすぐにばれてしまいます。

そしてお互いあっけらかんとしています。

警戒されるのは打算的だからというより、動作が怪しいせいではないでしょうか。

️打算的とは?

打算的とは、ドライに割り切ることです。

これが必要なときも世の中には確かにあります。

かつて日産自動車が経営危機に陥り、ルノーからカルロス・ゴーン社長を迎え入れたときのことです。

取引先(仕入れ先)の見直しを行いました。

重複していたり、メリットのない相手は次々と切っていきました。

これは日本人社長にはなかなかできないことです。

社長になるまでの間、いろいろな取引先のお世話になっています。

出世の応援してくれた会社もあったでしょう。

社長だけではなく、各取締役も情実にまみれています。

そうしたプロパーの社員は、長年のしがらみを切ることなどできません。

切られる方も相手が外国人ならあきらめもつきます。

そうして取引体系をすっきり整備することができ、それが日産復活の第一歩となりました。

打算的の意味

損得を考えて行動する

損得を考えない行動はかえって危険が伴います。

かつて大日本帝国は、日中戦争と太平洋戦争を同時に行いました。

中国と米英を同時に相手にするという無謀な二正面作戦でした。

損得を考え、現状をしっかり分析すれば、あんな向こう見ずな手段は取らないはずです。

当時の日本には損得をを超えた守るべき正義があったのです。

とても独りよがりで危うい考えです。

これに対して打算的な中国は、絶対に無謀な戦いなど挑みません。

現代においても彼らの軍備拡張は交渉するための手段です。

アメリカと戦争をして勝つつもりなど毛頭なく、有利な展開を引き出すための道具、より立派に見せているに過ぎません。

最初から勝てないこともよくわかっています。

このように損得ずくの人の方が、正義感のあふれる人よりかえって安心できるのです。

こちらも計算して、打算で対抗できるからです。

計算高い様子

打算的な人は、計算高い人と言い換えてかまわないでしょう。

しかしこの計算も、高度な方程式は必要なく、相手の身になって考えれば、概ね想像のつく範囲内です。

彼らは理想や思想を欠いていますから、底の知れないような深みはありません。

こういうことから、彼らに対応するときも、あまり深く考え込む必要はないのです。

計算には計算で対抗できます。

そうすれば騙される心配もありません。

つまり打算的な人とは

打算的な人には、実利を見極めることで、十分に対抗できます。

実は相手としては扱いやすいタイプです。

まずこちらも損得をよく計算した上で、相手の動きを予測しましょう。

予測通りなら、その相手は、明らかに小物と分類してよいでしょう。

恐れることなど何もありません。

打算的な人の良いところ

打算的な人は日本では嫌われやすいかもしれませんが、見方を変えると「むしろ自分も打算的になってみよう」と思えるかも。

良いところを考えると、打算的な人とも上手く付き合えるようになりますよ。

自分を大切にできる

まず自分を大切にしているからこそ打算的になるわけです。

そして、本質的な話をすると、自分を大切にしていない人は他者を大切にすることはできません。

これはカウンセリングなどでもよく言われること。

自分を大切にできない人は、常に心のどこかに不足感を抱えています。

それを満たそうと、無意識に他者を大切にすることによって「そのお返しに自分が大切にされよう」としてしまうのです。

打算的な人は自分の行いで十分心を満たしていますから、他者を大切にすることがあれば、それは完全なる本心でしょう。

仕事の業績や評価が上がる


打算的な人は目的を間違えません。

仕事において、面倒な仕事を誰かに押し付けて先に帰ってしまうような人がいますが、それと打算的な人とは違います。

打算的な人は、その場が楽になれば良いという考えではなく、利益の追求に向かいます。

会社員なら会社の利益を上げることが命題であり、それが給与と出世という形で自分に返ってくることをよくわかっているのです。

面倒事を押しつけるどころか、手柄を報告できそうな厄介な仕事に頭をフル回転させて取り組み、大いに成果を出し続けます。

そして、誰も文句が言えない評価を勝ち取るタイプです。

無駄がなくなる

時間とお金を使うべきときにドカッと投資する無駄のない生き方をしています。

集中的に物事に取り組む傾向もあり、小さなことで右往左往したり、思い悩むこととは無縁です。

最速で最大利益を追求する生き方は、現代の社会人では成功をおさめやすいといえるでしょう。

生活の質が上がる

打算的な人は、ある特定の分野にはこだわりが強かったりしますが、それ以外のことは、わりとどうでもいいので浪費することがほとんどありません。

それでいて昇給していくのですから、お金は溜まっていきやすいといえます。

ここぞという時にお金を使うため、良い家を買ったりハイテクな家電を買ったりして生活の質は向上します。

味方にいると安心する

打算的な人を敵にすると怖いですが、味方につけることができれば最速で目的を果たすことができるでしょう。

しかし、彼らは彼らなりの素早さで行動するので、ついていこうなどと思ってはいけません。

あくまで彼らのやり方に任せないと、邪魔をすることになってしまいます。

邪魔をしたが最後、切り捨てられてしまうので要注意です。

言動に説得力がある


打算的な人は言葉を濁したり遠回りなことを言ったりしないので、誰にとっても分かりやすい話し方のはずです。

それが受け入れられる内容かは別として、説得力はあります。

試しに乗ってみるか、と思わせる見せ方に長けているのです。

それが無自覚かどうかは不明ですが。

人としての価値が高い

人として、というと話が壮大ですが、少なくともビジネスマンとしての価値は高いといえるでしょう。

目的へ一直線に素早く進んでいける力は、すなわち利益につながるからです。

成功体験の数の多さからも、周囲から一目置かれる存在になり、ある程度のわがままも許されるようになっていきます。

目標に対して努力できる

先述の通り、打算的な人は面倒事を避けたいわけではありません。

目標を決めてしまえば、そこに向かっていくことに注力し、他がどうでもよくなるだけです。

その姿勢と実績が伴ってくるようになると、ますます自信をつけて大きなことに取り組み始めます。

打算的な人の悪いところ

下記に打算的な人の悪いところを紹介しますが、本人は悪いところなどとは思っていないことばかりです。

そのため、「こういうところをなおしなよ」と言っても通じません。

「ふーん」で済まされてしまいます。

嫌われやすい


周囲の人から嫉妬されやすく、嫌味を言っても全く通じず、存在を無視してくる上に成功までするのですから嫌われやすいのも頷けます。

でも、本人からすると「だったら同じようにやればいいのに」としか思えないので嫌われてもノーダメージです。

人情に薄い

打算的な人は少しでも自分に害をもたらす相手は速攻切りますから「これくらいのこと許してよ」が通じません。

それを薄情だと言う人は多いでしょう。

とはいえ、これもまた打算的な人から見れば「先に不義理をしたのはそっちでしょ」という言い分なので治そうとも思っていません。

柔軟な対応ができない

打算的な人は目標に向かって一直線の傾向があるため、目標とは関係がない事情でついて来れなくなっている人を思い遣ろうとはしません。

たとえば仕事で「体調が悪いので納期に遅れそうです」と言われても、納期をズラしたりしないでしょう。

できる人をかき集めて対応します。

最初に決めたことは完遂するという姿は柔軟ではないと見られがちですが、その実、手段は変えて目標を達成していることの方が多いです。

性格が悪く見える

人情がなく利益追求にいそしんでいる姿はどこかマシーンのようで、人間味が見えてきません。

人は理解できない存在に恐怖を覚えるため、その恐怖が「性格が悪い」という認識につながります。

まぁ、嫌われやすいのと同じです。

態度が悪く見える

態度が悪く見えるというか、誰にでも丁寧な対応をとらないだけというか。

直接の関係がない相手のことまで思い遣っている暇がないという感じで、ぞんざいに扱われた人に「なんだコイツ」と思われることは間違いありません。

理解されにくい


仕事や目標と感情を完全に切り離して捉えることができるのは極少数。

多くの人は仲良しの同僚が困っていたら助けるし、嫌いな人が困っていたら助けないし、気が乗らない仕事の手は遅くなったりするものです。

でも、打算的な人はそうではありません。

昨日まで利にならないからと切り捨てていたような相手が、いざ利を生む存在になると素早く親身になって手助けをしたりします。

その手のひら返しのような姿勢は周囲には理解されにくいでしょう。

本人にとっては筋が通っているんですけどね…。

助けてもらえない

いらない人はバッサバッサと切っていくため、周囲の人は「どうせ自分も切られるのだろうから恩を売らなくてもいいや」と考えて助けるのをやめてしまいます。

でも、打算的な人はそれで困ることがありません。

どうしても助けて欲しいときは、その相手が食いつくような餌をしっかり用意してお願いしますからね。

自発的に助けてくれる人はいなくても、結果として協力を得ることはできています。

️打算的な人には要注意…!

打算的な人は、何度も強調したように、主義主張にこだわりのない分、意外と理解しやすい人たちなのです。

実利を考えて対応していけば、わかりやすい上に、あまり実害もありません。

しぶとい生き方を学ぶ教材とでも考えてみてはどうでしょう。

その方がより積極的な立ち向かい方ではないでしょうか。

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